学校で保護者が関わるものといえばPTAですよね。何とか避けて通りたいと思っている保護者の方が多いのではないでしょうか?
中学生になるとPTAだけではなく、部活の保護者会なるものが存在します。
「中学の部活なんて、子供たちと顧問で勝手にやってるもんちゃうの??」
そんな感じで思っていたんですが、どうやら甘かったようです。
ここでは、中学の部活の保護者会ではどんなことをするのかお話しします。
中学の部活の保護者会の活動内容とは?
小学校では多くがどの曜日かの6時間目をクラブ活動の時間として設けられていて、先生と生徒が一緒に活動をしてきました。
中学生になると、放課後に生徒と顧問、もしくは生徒主体で活動を行うようになります。
そこに保護者会なるものが存在し、部活に入部すると必然的に保護者会の会員の1人にされてしまうんです。
活動内容は学校によって差がありますが、
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- 試合のときの配車
- 試合の応援・お茶係
- 部費の管理
- 備品の管理・購入
試合などが多い部活は配車が大変です。もちろん当番制ですが、試合数が多いと回ってくる回数も多くなりますよね。
また、水分補給のため、でっかいウォーターサーバーを持って行き、子供たちに提供する役目もあります。
試合は基本的に土日に行われることが多いですから、子供たちだけでなく、保護者も土日は保護者会のためゆっくりできないということです。
私が中学生の頃には保護者会なんてなかったのに…
保護者会の中には、会長や副会長が存在しますが、子供が部長になると保護者も会長になることが多いようです。
他にも忘年会や新年会、壮行会なんかもあり!
試合の応援などは、致し方ない部分もあるのかもしれませんが、私が避けて通りたいのが、保護者会での忘年会や新年会などの集まりです。
友達同士での集まりなら喜んで参加したいところですが、子供同士が同じ部活の保護者と、そんな会に参加したいと思わないからです。
辛すぎます!
でも、顧問も参加するため、子供の評価を下げないためにイヤイヤ参加する保護者も多いようです。これではまるで接待ですよね。
そもそもどうして中学の部活に保護者会があるの?
子供が中学に入学する前、何部に入ろうか迷っていたとき、ふとネットで検索すると、中学部活の保護者会について悩まれている掲示板を偶然見かけました。
「えー保護者会がある学校何てあるの?」と他人事でしたが、娘の中学校にもあったとは…
なぜ、中学の部活に保護者会なんてものがあるのでしょうか?
中学の部活の保護者会発足のきっかけは、
- 子供の学校生活の主軸でもある部活動を良く知るため(顧問や活動内容・部員の保護者など)
- 子供と顧問の意見のすれ違いなどによって活動がこんななときの仲裁役として
学校によっては、他にも理由があるかもしれませんが、このような理由から保護者会が発足したようです。
また、部活動で何か問題が起こったときに、学校側だけでは責任が取れないというのも保護者会が必要な理由のようです。
面倒くさがりのわたしにとっては、部活の保護者会はただただ大変です。
保護者会にはLINEグループが存在する
試合の配車や応援など、保護者間で連絡を取る機会も出てきますから、当然連絡網なるものが必要なわけですが、やはり最近ではグループLINEで連絡を取っている保護者会が多いようです。
保護者会のグループLINEではトラブルが起こることも珍しくないようで、仕事が忙しくて試合の応援に行く回数が少ない人へのあからさまな攻撃や、自分の子供よりうまくて試合に出られる保護者への攻撃などもあるようです。
中学の部活の保護者会まとめ
保護者会のある部活なら、5月頃、保護者会のお知らせのプリントをもらってきます。
仕事が忙しい、土日くらいはゆっくり休みたい、部活は子供だけでやってほしいなど、保護者会には参加したくないと考える保護者も多いでしょう。
そのため、子供が部活動を決める仮入部期間にしっかりと保護者会の活動内容をリサーチしておくことが大切ですよ。
特にその学校の中でも力を入れている部活だと保護者会がある可能性が高いです。
3年間、部活動を頑張る子供と一緒に頑張ることはとても大変ですが、3年後の達成感はかなり得られそうですね。
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