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低学年に多いお友達のものを壊してしまったときの対応

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育児・教育
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低学年の学校や放課後にありがちなことといえば、お友達のものを壊してしまうということです。

お友達のものを壊してしまったとき、どう対応するのが良いのでしょうか?

子供の友達関係も悪くならず、そして親同士の関係も悪くならない対応をすることが大切ですが、これって意外と難しいんですよね。




 

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小学校の心配事はいじめだけじゃない!

 

小学校に入学するといろいろな心配なことがありますよね。

授業についていけるか、意地悪されないかなんかが気になります。どちらかというと自分の子供が被害者になって悲しい思いや寂しい思いをすることを心配する親御さんが多いのではないでしょうか?

よっぽどやんちゃな子供なら、お友達を叩いたりなど攻撃してしまうことも心配ですよね。

ところが、特にやんちゃでなくても加害者になってしまうこともあります。

それが、お友達のものを壊してしまうということです。

もちろんわざと壊すわけではありませんが、子供は視野が狭いので、お友達やお友達のものにぶつかってしまって壊してしまうことは珍しくありません。

 

低学年はどんなものを壊すの?

 

小学校の低学年でお友達のものをよく壊すものとして、傘や筆箱、水筒、物差し、ランドセルに着けているキーホルダーなどがあります。

傘は振り回していて当たって曲がった、ランドセルのキーホルダーは見せてもらっているときに力が入り過ぎて取れてしまったなどですね。

また男の子ではランドセルを壊してしまうこともあります。

ふざけて前を歩いているお友達のランドセルにしがみついたりして壊れることが多いようです。




ものを壊したらどうなる?

 

学校でお友達のものを壊してしまった場合、多くの子供はまず担任の先生に言います。

「先生、○○さんがわたしの水筒を壊しました」といった感じです。

報告を受けた先生は、どういう状況だったのかを聞いて、それを連絡帳や電話で保護者に伝えてくれます。

わたしも次女が2回ほどお友達のものを壊してしまったので、連絡帳を見たり先生からの電話を受けると「また何かやらかしたの?」と思ってしまいます。

我が家の場合は、娘がぶつかった拍子にお友達が持っているものを落とし壊してしまったことが1回、学校の帰り道で傘がぶつかってお友達のものを壊してしまったことが1回なので、実際先生から報告を受けたのは1回です。

帰り道にお友達のものを壊したときは、ちょうど我が家がお友達の帰り道の途中だったので、娘についてきて伝えてくれました。

学校側から報告を受けたときも、先生からは「どうしてほしい」というようなことは言われず、ただただ事実を伝えられるだけでした。

 

お友達のものを壊したときの対応は?

 

お友達のものを壊してしまったときは、まずは謝ることです。

最近は個人情報保護の観点から、連絡網というものはありません。

そのため、お友達の親御さんの連絡先が全く分からない状態です。なので、学校に電話をして先生から「謝罪のため連絡先を教えてもらえないか」ということをお友達に連絡してもらいます。

相手の了解がもらえて初めて先生から連絡先を教えてもらえます。

次女は水筒と傘を壊してしまったのですが、水筒は学校の教室で壊してしまったので、先生から報告がありました。

わたしがやった対応は、その日のうちに連絡をし、直接の謝罪と弁償させていただきたい旨をお伝えしました。

そして同じ水筒は今はなく、お友達の好みもわからないことから、失礼でなければお金で、ということをお伝えしました。

一般的な水筒の代金を封筒に入れ、菓子折りと一緒に持っていき謝罪をしました。もちろん娘も一緒に謝りに行きました。

その後はそのお友達と仲良く遊ぶことが増えました。

個人的に親御さんの連絡先を知っている場合はそのまま連絡すれば良いですが、知らない場合は担任の先生から連絡先を教えていいかどうかを確認してもらいましょう。

 

お友達のものを壊したときの謝罪するポイント

 

実際、お友達のものを壊したのは子供なので、子供が謝ればそれでいいのでは?という方もいるかもしれませんが、やはりこれはNGです。

なぜなら、いくら子供同士のことでわざとではないとはいえ、壊された方は子供同士の謝罪だけではモヤモヤが残ってしまうことが多いからです。

壊してしまったものの弁償云々はさておき、まずは親もきちんと相手の親御さんとお友達に謝ることが今後のお付き合いに響かせないポイントだと思います。

きちんと誤った後で、壊したものの弁償のお話をしましょう。

まず弁償の話から入ってなかなか謝罪の言葉が出ないと、「弁償すれば良いんでしょ!」といっているように取られてしまうことがありますよ。

 

壊したものの弁償は必要?

 

お友達のものを壊したらやはり弁償する方が良いでしょう。

「弁償したい」というとものにもよりますが、断る親御さんが多いようです。「大したものじゃないんで良いですよ」「子供のしたことなので気にしないでください」といった感じでです。

でもやはり新しいものを買って返すのがベストです。

とはいえ全く同じものが売っているとは限りませんし、誰かからのいただき物を大切に使っていることも考えられますから、同じものを買って返すことは難しいでしょう。

そういった場合は、「失礼でなければ」と前置きしたうえで、代金をお渡しして好きなものを買ってもらうのも良いかと思います。

特に水筒は、プラスチックが良いのか、ステンレスが良いのか、どんな柄が良いのか、どんなサイズが良いのかわかりませんよね。

プラスチックの水筒を壊してしまったときでも、プラスチックの水筒を弁償して良いかはわかりません。

もしかしたら、そのプラスチックの水筒が壊れたら次はステンレスの水筒を買う予定だったかもしれないからです。

 

子供への対応は?

 

お友達のものを壊してしまうのはもちろん良くないことですが、わざとではない場合は、頭ごなしに叱ってしまうのはNGです。

だからといってどうやって叱ったり注意したら良いのか難しいですよね。

わざとでなくてもお友達が大切にしているものを壊してしまったのは事実です。ですから、「わざとじゃないから気にしなくて良いよ」なんてことはいいません。

次女がお友達のものを壊してしまったときはこんな感じで子供に話しました。

『わざとじゃなくても、物には大切な思い出がある。壊してしまったら「ごめんなさい」では済まないことがある。新しいものを買って弁償したから「それでいいでしょ」にはならない。もっと周りに注意して行動しなさい。』

ものって他人にはわからない思い入れってありますよね?

それをわざとでないにしても壊されてしまうのはとても悲しいことです。

視野が狭いのが子供ですが、子供なりに周りに人がいないかなど気を付けられる部分はたくさんあると思います。

 

まとめ

 

視野が狭く、動きも元気かつ雑なところも多い低学年のうちは、お友達のものを壊したり傷つけたりすることもあります。

大切なのは壊してしまった後のフォローです。

このフォローの仕方によって、子供の人間関係に影響が出てしまうこともあります。

まだまだ小さな低学年ですから、しっかりフォローしてあげましょう。




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