カビが繁殖するシーズンといえば、湿気が多い梅雨時期ですよね。
でも乾燥が気になる冬もカビやいろいろな菌が繁殖するシーズンってご存知でしたか?
冬は暖房や加湿器によって湿度が上がりますから、冬もカビ対策への油断はできません。
冬は室内の湿度に気をつけよう
冬は空気が乾燥していますから、お肌や髪のお手入れや、風邪やインフルエンザ予防のために、加湿器を使っているお家も多いですよね。
確かに適度な加湿は大切ですが、加湿のし過ぎで室内の湿度が上がり過ぎてはいませんか?
また、我が家もそうですが、冬はベランダに洗濯物を干しても1日では乾きません。
取り込むときに、外気温の影響で冷えているだけなのか湿っているのか判断できないことも。
そのため、室内に干すことも増えます。
そうすると加湿器+洗濯物によって、より室内の湿度が上がってしまいます。
我が家は一戸建てですが、雨が降るとフローリングがペタペタした感じになります。
意外な落とし穴?食器のつけおきは避けるべし!
また冬に怖いのが、華美やインフルエンザだけではなく、ウイルス性の腸炎や食中毒にも注意が必要です。
食中毒は梅雨や夏に多いイメージがありますが、冬も注意が必要です。
梅雨や夏などに多いのが、細菌性の食中毒で、冬に多いのがウイルス性の食中毒です。
同じ食中毒で、症状も嘔吐や下痢などに通ったものですが、原因となるものが違うんですね。
特に小さいお子さんがいると、ロタウイルスなどの感染に注意です。
わたしの2人の娘はどちらも保育園に通っていましたから、毎年冬の始めと春前にロタウイルスに感染し、わたしにも感染ってしまい、大変な思いをしました。
先日テレビでもやっていましたが、ご飯を食べた後、汚れを落としやすくするために流しの洗い桶に水をはり、そこへ食器を入れてつけおきすると、数時間で食中毒菌が目が飛び出すほど増えてしまうというもの。
食中毒菌がたっぷりの食器をスポンジで洗っても、お皿やコップの食中毒菌って完全に取り除くことってできないみたいですよ。
カレーやシチューなんかのお鍋ってなかなか落ちないので、一晩浸けて・・・といのはやめましょう!浸けても1~2時間程度にしておきましょう。
冬はカレーやシチューなどが増えますから注意しましょう。
我が家はできる限りすっきり暮らしたいので、洗い桶や食器かごは置いていません。
タオルを敷いてそこへ洗ったものを置いて、すぐに布巾で拭いて片付けるか、食洗器に入れて乾燥させてから片付けるという感じです。
冬のカビの撃退ポイントは?
昔の家と違って、最近の家は気密性が高いので、暖かいですよね。
我が家は残念ながらリビング階段なので、冬は2階からの冷気が下りてきて暖房効率が悪く、はっきり言って寒いです。
でも2階の自室は、暖房など何も使っていませんが、冬は毎朝必ず結露ができてしまいます。
冬のカビ撃退のポイントは、
- 結露を放置しない
- 換気をすること
この2つが重要です。
結露などの水分を放置しているとそこからカビが発生する原因になります。寒いからといって換気をしないと、空気がこもってしまい、カビが増殖する原因になります。
最近の家は24時間換気がありますが、使っていますか?
我が家は住宅事情から、お風呂とトイレは24時間換気をしていますが、それ以外の部屋は通風孔?換気口?は閉じています。
そのため、雨の日と外出しているとき以外は窓を開けて、キッチンの換気扇を付けて換気をしています。
冬はさすがに寒いので、換気時間は15分程度です。
カビを発生・増殖させないためには、換気はとても大切です。
家中の消毒に大活躍しているものとは
我が家では私が率先して菌を取り除いている?退治している?とにかく除菌に力を入れています。
愛用品は、ジェームズマーチンを経て、パストリーゼ77です。
いつも5Lの詰め替えを買って半年かけて使っています。
![]() |
価格:3,750円 |
食品添加物なので、食品の腐敗を防ぐために使ってもOKなくらい安全。タレントの今田耕司さんも愛用しているアイテムです。
これをシャワーポンプとスプレーボトルに入れて、手指を消毒したり、いろんな部分の消毒に使っています。
アルコール度数77なので、除菌・防カビ効果があり、冬から春にかけて猛威を振るうロタウイルスやノロウイルスにも効果的なんだとか。
洗った食器を適当に拭いて食器棚へ、という方は残った水分が原因で食器棚の密閉された中で菌が繁殖しているかも。
食器棚にパストリーゼ77をシュシュっとしておくと予防になりますよ。
我が家のパストリーゼ77の使い方はこちらの記事からどうぞ。
恐ろしいロタウイルス
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭ならご存じロタウイルス。
子供たちは毎シーズン保育園で感染。看病するわたしも感染し、仕事を休むのが毎年の恒例でした。
ロタウイルスは灰色や白っぽい便が出るので素人でも、「あっロタや」とわかります。
水便でおむつを替えたばかりでも、太もものギャザー部分から漏れてきます。
病院に行っても薬はありません。
せいぜい整腸剤をもらう程度です。
しかもおむつから便が漏れるので、連れて行くのも大変です。
ロタが流行る時期はインフルエンザなども流行っているので、水分がしっかりとれているなら病院へ連れて行かなくても大丈夫な場合も多いようです。
もちろんぐったりしていたり、熱が高かったり、様子がおかしいならすぐに受診すべきですが。
症状は1週間ほど続くので、働くママさんは仕事を長期的に休むことになり大変なので、予防が大切です。
まとめ
梅雨や夏だけだと思われがちなカビですが、室内の湿度が高くなる冬も注意が必要です。
カビを予防するには、水分を残さないことと換気をすることです。
せっかく快適な室温なのに換気をするのは、ちょっと勇気がいりますが、カビはいったん繁殖すると退治するのは手間がかかりますから、発生させないようにしていきたいですね。
コメント