9月10月は台風の発生が多くなる季節で、いよいよ本格的な台風シーズンが到来しました。
実際に台風21号が直撃し、長期停電を経験して、本当に必要なものがわかりました。
これからの本格的な台風到来シーズンに合わせて、持ち物を確認しませんか?
台風直撃の恐怖
25年ぶりの超大型台風といわれた台風21号ですが、わたしが住んでいる地域に直撃しました。
前日から進路予測を見ていて、直撃するだろうなとわかっていたのですが、わたしが住んでいるところは、これまで台風が直撃したときでも大ダメージを受けたことがありませんでした。
そのため、台風というものを少し甘く見ていたと思います。
子供たちも警報が出て学校が休みになると喜んでいたくらいです。わたしが子供の頃もそんな感じでした。
でも念のため、シャッターがある窓はすべてシャッターを下ろして、暴風に備えていました。
外からはゴーゴーとものすごい風の音が聞こえ、雨がシャッターのない窓ガラスをたたく音がすさまじかったです。
外で何かが割れるような音や、ぶつかる音が聞こえるようになり、「何かが壊れて飛んできているんだろう」と予測しながら過ごしていました。
暴風によって家は揺れ、シャッターをしていても窓がガタガタ揺れて、とても怖かったです。
停電は突然に
暴風で家が揺れ、「怖いね」と家族で話していると、午後2時ごろいきなり電気が消えました。
「あっ停電!」と思ったものの、一瞬電気が消えただけですぐにつきましたが、そのあと数分後にまた消えてすぐにつくことがありました。
そして停電すること3回目、完全な停電になりました。
以前、雷がひどかったときに停電を経験したことはありましたが、すぐについたので、今回もすぐにつくだろうとしばらく待ってみるものの、電気がつく気配は全くありませんでした。
そうこうしているうちに夕方になり夜になりました。
停電で困ること
停電が起こると困ることはたくさんあります。特に我が家はオール電化ですから、電気が止まると本当に何もできないことを身をもって実感しました。
- テレビで情報を得られない
- 料理ができない
- お風呂がわかせない
- ドライヤーが使えない
- 洗濯ができない
- スマホが充電できない
- エアコンが使えない
「なんだ、それくらいなら耐えられる」と思う方もいるかもしれませんが、かなりつらいです。
9月に入ったとはいえ、まだまだ暑いのにエアコンはおろか扇風機を使えないのは辛かったです。テレビが使えないので、スマホで情報を得るしかないですが、そのスマホを充電することができず、本当に困りました。
ランタンと懐中電灯で明かりを取り、各部屋を移動します。
真っ暗な中でのトイレ、シャワーはなかなか辛いです。特に小さな子供は怖がります。
台風に備えて用意しておきたいもの
台風21号直撃で25時間停電を経験し、用意していると良いものがわかりました。
- ミネラルウォーター
- ランタン
- レトルトやインスタント食品
- カセットコンロ
- スマホの充電バッテリー家族分
スマホは離れて住む家族や友達の安全確認にも使うので、本当に重要なツールです。充電バッテリーは多めにあった方が良いでしょう。最低限、家族全員のスマホをフル充電2回できるくらいはあった方が安心です。
台風が去ると、お店も営業し始め、スマホを充電できるようなサービスを始めてくれるところもありますが、台数が限られていること、充電しながらゲームをしているので充電に時間がかかる人などもいて、思ったように充電できませんでした。
我が家はスマホ1台充電できる容量がそんなに多くないバッテリーがひとつしかなく、ノートパソコンからUSBで充電しました。
オール電化の場合は、お湯を沸かしたりできるよう、カセットコンロは必要ですよ。
停電に備えて懐中電灯を用意する方は多いですが、ランタンもあった方が良いです。もちろん懐中電灯も必要ですが、ランタンは明かりが広がるので、ご飯を食べるときに便利です。
ミネラルウォーターやレトルト食品やインスタント食品は言わずもがなですね。
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価格:2,180円 |
マンションに住んでいる方は水をたくさん用意しよう!
今回、わたしの住んでいる地域では停電だけでなく断水したところもあります。
戸建て住宅は停電だけなのに、マンションは停電+断水でとても大変な思いをされていました。
マンションは水道も電気を使っているので、停電になると水道も使えなくなるようです。わたしもこれは初めて知りました。全てのマンションではないようですが・・・。
水が出ればお湯を沸かすこともできますし、シャワーを使うことはできますが、水が出ないとシャワーだけでなくトイレも使えないことがほとんどです。
最悪シャワーは我慢できても、飲料水を我慢することはできませんから、水は多めに用意しておくのがおすすめですよ。
台風到来の本格的なシーズンが来ました。
「備えあれば憂いなし」だと思います。自治体によっては避難所をなかなか開設してくれなかったり、時間制限があったり、予約制だったりすることもあります。
しっかり備えをして、大切な家族を守りましょう。
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