子どもの成績が今一つだと、「まずは塾に行かせて…」と考える人も多いと思います。受験を控えているならなおさらです。
塾に行けば成績がアップする気がしますよね。
でも正直、塾代は高く、家計への大きな負担になります。
我が家も実践している、塾に行かないで成績アップする方法をご紹介します。
塾代は高いし、成績が上がるとは限らない
平成30年の文部科学省「子供の学習費調査」によると、補助学習費は、
中学1年生 | 中学2年生 | 中学3年生 | |
公立 | 146,965円 | 214,646円 | 362,863円 |
私立 | 177,788円 | 226,799円 | 256,766円 |
です。
公立中学の3年生が高いのは高校受験だからでしょうね。
ものすごく高いなと感じたと同時に、これだけお金をかけられるのは羨ましくもあります。
でも、これだけ高い塾代を払っても子どもの成績が上がるとは限りません。
塾に行っていることで満足していませんか?
塾に行っても成績が上がらない最大の理由は、「塾に行っていることで満足してしまっているから」だと思います。
「塾に通う=いっぱい勉強をしている=成績が上がる」という図式があると、通っているだけでなんとなく勉強した気持ちになってしまうのでしょう。
実際、中学2年生の娘の友達を見ても、「塾に通っている=成績が良い」とは限らないようで、いつも成績上位の友達が塾に行ったことがないということも珍しくありません。
高い塾代を払っているのに、成果が出ないと本人も親御さんも辛いですね。
高い塾代を払わずに成績をアップする方法は?
塾代が高くても問題なく払えるならいいですが、我が家のようにお金がかけられないご家庭もあると思います。
(塾代が払えなくて/負担で)子どもが塾に行かない=成績が悪い、というのはイコールではありません。
高い塾代を払わなくても、成績アップする方法はありますよ!
もちろん我が家も実践しています。
強化担当の先生をとことん活用する!
「活用する」というのは言い方が悪いですが、学校の先生の仕事の1番は、子どもたちに勉強をわかりやすく教えることです。
最近は小学生も高学年になると、強化担当制をとっている学校が多いですよね。
教科ごとに専任の先生がいる=その教科に長けているということ。
授業や家でやっている問題集などでわからない部分があれば、積極的に先生に教えてもらいましょう。
先生もお忙しいので、わからない部分を自分なりに整理して聞きましょう。
1番いいのは、その日の授業中に疑問に思ったこと、理解しづらかった部分を授業終わりに聞きに行くことです。
ほとんどの先生が、丁寧に教えてくれます。
先生とのコミュニケーションも取れるのでおすすめです。
娘も最初は「わからないところを聞くのは恥ずかしい」と言っていましたが、聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥です。
「わからないところを聞く恥ずかしさと、成績が上がらず志望校へ行けないのとどっちがいい?」と言ったら、聞く恥ずかしさを選びました。
最初は恥ずかしかったようですが、2~3回回数を重ねると、恥ずかしくもなんともなくなったようです。
親が家庭教師になる
学年が上がるごとにハードルは上がりますが、親が家庭教師になって教えてあげるのもおすすめです。
ただし、親が教えるとどうしても感情的になりやすいので、その点だけ気をつけましょう。
中学2年生の勉強は、まだ私自身がついていけているので、宿題などでわからない部分が出たときにちょこっと教えています。
社会のような暗記科目は、お互い問題を出し合うクイズ形式にすると案外覚えやすいですよ!
「織田信長が初めて鉄砲を用いた戦いは?」という感じで出題します。親だけが問題を出すのではなくて、子どもも問題を出したりすることでより覚えられますし、余談を入れてあげるとより社会科が楽しくなります!
進研ゼミなど家庭学習を取り入れる
「塾代は高い、でも良い家庭学習を」という場合は、進研ゼミなども家庭学習もおすすめです。
進研ゼミは中2、小5の娘たちもやっています。
1日の学習時間も短時間なので集中できますし、塾のように開始時間や終了時間も決まっていないので、自分のスタイルに合わせて好きな時間にできるのも魅力です。
我が家はタブレットを使用していますが、筆記でやる問題もあります。
塾同様に模試もありますから、受験対策もばっちりです。
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進研ゼミのような家庭学習は、もちろん無料ではありませんが、塾に行くよりも断然安いです。


塾代が高い!まとめ
高い塾代を払わなくても、十分成績アップは望めます。
特に学校の先生に教えてもらうと、まったくのタダです。
学校の先生だけではなく、親や塾代より断然安い進研ゼミなどの家庭学習を取り入れるのもいいですね。
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