風邪をひいても風邪を治してくれる薬はありません。
病院で処方してもらう薬って症状を緩和してくれるだけなので、自分自信の免疫や体力で治しているんですよね。
でも小さい子どもはお薬が苦手。生姜湯で体を温めてあげましょう。
風邪に生姜湯がおすすめな理由
風邪をひいたとき、生姜湯を飲みませんか?
私はおじいちゃんとおばあちゃんが同居している環境で育ったので、こういった民間療法?のようなものはいろいろやらされました。
風邪をひくとおばあちゃんが生姜湯をよく作ってくれたものです。
私は生姜とかワサビとか好きなので、子供のころから抵抗なく飲んでいますが、子供って生姜嫌いなんですよね。
生姜には「ジンゲロール」「ジンゲロン」「ショウガオール」という風邪に効果があるといわれている3つの成分が含まれています。
生姜の風邪に有効な成分
ジンゲロールとは
ジンゲロールは生姜の辛味成分で、殺菌作用や胃腸の働きを正常化してくれる働きがあります。
風邪の症状にある喉の痛みも、喉を殺菌してくれるので緩和してくれるというわけです。
また血行促進効果もあり、体を温めてくれ、解熱作用も期待できます。
ジンゲロンとは
ジンゲロンは、ジンゲロールに熱を加えることでできる成分で、これもまた辛味成分です。
血行促進作用や脂肪燃焼作用があり、風邪をひいたときのゾクゾクとした寒気を緩和してくれる効果が期待できます。
ショウガオールは、熱が加わることで同じくジンゲロールから作られる成分です。これも辛味成分のひとつです。
ショウガオールとは
ショウガオールはこの3つの成分の中でももっとも体を温める効果が高く、殺菌作用や、免疫力UP効果などがあるといわれています。
風邪をひいたときには体を温めることが大切なので、体を温める作用のある生姜は風邪にピッタリといえます。
しかもショウガオールは加熱することで作られる成分なので、生姜湯はまさに理想!
子供もOKな生姜湯の作り方
生姜のあの独特の辛味が苦手という子供は多いようで、うちの娘2人も同じです。
普通の生姜湯を作っても、薬を飲むよりもイヤな顔をしてチビチビと時間をかけて飲んでいます。しかもすりおろした生姜は底に残っているという・・・
私は子供が風邪をひく時期は、小児科も混みこみだし、余計悪化しそうな気がするので、できるだけ自宅で治すようにしています。
もちろん高熱があったり、全然ご飯が食べられなかったり、咳で眠れないという場合は、すぐに小児科に連れていきますが。
生姜湯だけで効果があるかどうかはわかりませんが、風邪をひいたときにすぐ治る、かもる家の生姜湯の作り方をご紹介します。
【材料】
- 生姜のすりおろし小さじ1
- 柑橘系のジュース
- はちみつor砂糖
【作り方】
マグカップにすりおろした生姜を入れ、柑橘系のジュースをコップの1/3ほど入れます。そこへ熱湯を注いでしっかり混ぜれば出来上がりです。
柑橘系のジュースが生姜の辛味を上手くごまかしてくれています。はちみつや砂糖も飲みやすくするポイントです。
お好みで片栗粉を加えてとろみをつけるのも良いですよ。
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面倒なら市販の甘めの生姜湯を使っても。常備しておくと便利です。
今、風邪真っただ中の次女。
生姜湯で咳もマシになり、食欲も十分。悪化しない限りこのまま自宅療養です。
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