小学生も高学年になると、女の子は口が達者になって「反抗的」「生意気」と感じることも増えてきます。
反抗するのはちゃんと心が成長しているからとはいえ、親としてはイライラして感情的になってしまうこともありますよね。
でも、これってとてもエネルギーを使うので疲れてしまいませんか?
そんなとき、試したいのは「コーチング」です。
小学生の娘が言うことを聞かない!
小学生も高学年になると、本当に言うことを聞かないと感じることが増えました。
もっと小さいときは「ダメ」といったことに対しては、ある程度言うことを聞いていたのに、いつの間にこんなに反抗的になったのか、小さいころを思い出して「かわいかった頃に戻ってほしい!」と思うこともしばしばです。
どんなことで言うことを聞かないかといえば、
・ 何度言っても洗濯物をクローゼットに直さない
・ 注意するとものすごく!不貞腐れる
ほかにもあげるときりがないですが、「やりなさい」といっても空返事でいっこうに行動に移さない系です。
小学生が言うことを聞かないならコーチング!
コーチングをご存知でしょうか?
コーチングとは、
コーチングは「答えはその人の中にある」という原則のもと、 相手が状況に応じて自ら考え、行動した実感から学ぶことを支援し、 相手が本来持っている力や可能性を最大限に発揮できるようサポートするための コミュニケーション技術
引用元:JCF日本コーチ連盟
日本での歴史は浅く、まだまだ浸透してないコーチングですが、簡単にいえば、「コミュニケーションから問題解決や目標達成の道筋を見出すこと」です。
海外では育児だけでなく仕事などでもコーチングが取り入れられています。
育児でのコーチングでは、親が子どもに対して「〇〇しなさい」と指示をして行動させるのではなく、子どもに考えさせて自発的に行動するようにします。
言うことを聞かない娘にどうしたものかと思っていたある日、テレビでコーチングを知り、興味がわいたので本を買って読んでみました。
小学生言うことを聞かないときコーチングを取り入れた対処法と効果
言うことを聞かない子供には「〇〇しなさい」と言いたくなりますが、コーチングではこれはNGです。
前提として、人は命令されるとやりたくなくなる生物なんだとか。
なるほど、私が娘にいつも言っていた「服を片付けなさい」「手はちゃんと洗いなさい」「スマホは触りすぎたらあかん!」などは、逆効果だったということです。
注意したくなる気持ちをぐっと我慢して、「やらないとどうなるのか」というのを自分で考えさえることにしました。
1日2日は「コーチング、コーチング」と思いながら、イライラを抑えていましたが、まったく動かない娘。
1週間もすると私のイライラもマックスに!いつまで見守っていればいいのか、もう口を出しそうになった10日目です。
私が何も言わなくても、自発的に動き始めたのです。
もちろん、私がやってほしい手順ではありません。
学校から帰宅後、上着やランドセルは玄関にポイっと投げ出し、手を適当に洗い、おやつを食べ終わったあと、「玄関片付けようっと」と動き出したのです。

今までは言っても全然やらなかったのに!
私的には、上着やランドセルをまず床に投げ出すのをやめていただきたいところですが、それでも自分のペースで片付けるようになりました。
「〇〇しなさい」では言うことを聞かなかった娘が、自分からするようになったのは大きな進歩で、大きな私のストレス緩和です。
小学生が言うことを聞かないときのコーチングおすすめ本
育児コーチングの本はたくさん出ていたので、私もどれを読んだらいいかとても迷いました。
コーチングに興味があるという人向けに、読みやすいコーチングの本をご紹介します。
「子育てコーチングの教科書」は、指南書的な固い印象を受けるタイトルですが、内容は全然違っていて、子育てあるあるの具体的なエピソードが書かれているので、読んでいて非常に共感できる部分が多かったです。
人によっては泣ける部分も多いかと。
大変な育児ですが、この育児をしている時間こそがとても大切で幸せな時間なんだと改めて実感することができた本です。
小学生が言うことを聞かないときはコーチチングを試してみよう!まとめ
子どもがあくまで本人のペースではありますが、自発的に動いてくれるようになったことで、「うちの娘は本当に言うことを聞かない!」というストレスが減りました。
当然、「〇〇しなさい」ということも減ったので、次女とのコミュニケーションがうまくいくようになったと感じています。
単純におしゃべりを楽しめるという感じでしょうか。
怒ってばっかりだと、楽しくおしゃべりできませんもんね。
小学生が言うことを聞かないと悩んでいるなら、コーチングを取り入れてみるのも方法ですよ。
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