わたしは当時聞いたこともないバセドウ病に発病しました。
病院に行っても病気の正体がわからず、とても苦しく不安な日々を過ごしました。
バセドウ病に似た症状を持つ病気は他にもありますが、同じような症状が出た方に、「もしかしたら甲状腺に異常があるのかも?」と思ってもらえれば、治療が早く進む場合もあるので、バセドウ病を発病したときの状態をまとめました。
バセドウ病が発症した!
バセドウ病が発症したのは大学生4年生の冬でした。
スーパーでレジのアルバイトを当時していたのですが、レジに立って1時間ほどしたとき、膝ががくがくする、手が震えるといった症状が急に出てきました。
レジに立ちながら「どうしたんだろう?」と思っていたら、次に襲ってきたのが吐き気でした。
レジだと簡単にトイレに行くことができないのですが、他の方にレジを変わってもらい、何度もトイレに駆け込みました。
実際に嘔吐することはありませんでしたが、とにかく気持ち悪くて、これ以上バイトを続けられないと思い、その日は早退させてもらいました。
家で寝ていると吐き気や手足の震えは治まり、翌日もバイトだったので向かいました。
でも結局バイト中に昨日と同じ状態になってしまい、早退することになりました。

総合病院で診察を受ける
自分でも風邪とは違う症状だったということもあり、近所のクリニックではなく、総合病院を受診しました。
受付で症状を伝えると内科を受診するよう言われました。
内科のお医者さんに症状を説明すると、吐き気止めと胃腸薬を処方されました。
指示通り薬を飲んでいましたが、まったく症状が良くならなかったので、大学へも行けず家で安静にしていました。
再び病院を受診しましたが、別の科に回したり、血液検査などの検査もなく、薬を変えて処方されました。
総合病院なので待ち時間も長く、その間、何度吐き気でトイレに駆け込んだかわかりません。
座る長椅子もなく、隅っこでしゃがみこんでいると、おじいさんが「ここ座りぃ~」と席を譲ってくれました。
近所のクリニックで再受診
総合病院はイメージ的にはどんな病気にも対応してくれる、いろんな科で多角的に診察してくれるといったイメージはありませんか?
わたしはありました。
ですが、結局わたしが受診した総合病院は、そんなイメージとはかけ離れ、単に待ち時間が長く、効かない薬を処方してくれるだけのところでした。
症状は悪化するばかりで良くならないので、結局、近所の内科のクリニックを受診しました。
そこのお医者さんは、すぐに甲状腺を疑ってくれて、血液検査をしてくれました。
そして見事、甲状腺機能亢進症という病名がわかりました。
ただし、このときは、肝機能にも異常があり数値が大変なことに。
1週間ほど毎日点滴に通いました。
内分泌化へ紹介状を書いてもらう
その近所の内科のクリニックの先生に、甲状腺の専門医への紹介状を書いてもらいました。
大きな病院にいたお医者さんが、クリニックを近くで開くということで、そちらへ転院しました。
つい、小さなクリニックは総合病院よりもダメだといったイメージがありましたが、この件でそのイメージは払しょくされました。
まとめ
総合病院に対する信頼がかなり下がってしまいましたが、もちろん、どんな病院でも良いお医者さんもいれば、いわゆる「ヤブ」といわれるお医者さんもいます。
良いお医者さんを見つけることが、早く症状を落ち着けることにつながります。
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