食費を節約したいから節約レシピサイトで見たレシピを活用しても、全然食費が減らないと思ったことはありませんか?
手っ取り早く節約効果が見えそうな食費から節約する人も多いのではないでしょうか?
私も、節約レシピのサイトや本を買って、節約料理に挑戦したこと数知れず…
でも思ったように食費が減りませんでした。
節約レシピでは食費を節約できない理由や、上手に食費を節約するコツをご紹介します。
節約レシピの特徴は?
節約レシピサイトや本で紹介されている節約料理は、すごくボリュームがあって美味しそうに見えませんか?
でも実際、記載されている分量で作ってみると、「これで4人分?」と貧相な料理ができあがることが多いです。
また、とにかく安い材料を集めて、料理っぽいものに見せているため、味もイマイチで満足度に欠けます。もやしや豚小間の使用率、めっちゃ高いですよね。
使う食材の数も少ないので、栄養バランスも悪くなります。→結果、医療費上がります!
1日30品目が理想ですが、節約レシピではそうはいきません。
1年を通して安く作れる料理が前提なので、季節感もなく、ご飯の時間が楽しめないレシピがほとんどです。
節約料理は人間の三大欲求の食欲を満たせません。
節約レシピでは食費が節約できない理由
食材を上手に使いきれない
材料にもやしや豚小間など、安いものを使っていますが、かかれている材料だけを使うわけではないので、「余り」が出てしまうんです。
例えば使うのはきゅうり1本ですが、1本だと割高で、割安な3本入りを買うほうが安いことって多くないですか?(きゅうり1本68円だけど3本入りだと60円など)
そうすると2本余ってしまうことに。
余った食材をどう次の料理に生かすかまで丁寧に教えてくれるサイトや本って意外とありません。
お料理上手な人なら、もう一品料理が思いつくかもしれませんが、私のような料理下手では、余ったものでもう一品が思いつきません。
節約レシピは満足度が低い
節約料理はボリュームにかけるので、下手をすると腹八分どころか六分・七分なこともあります。
うちの旦那は技術職なのでよく食べますし、中学生と小学生高学年の食べ盛りもいます。
食事で満足度が低いということは、ほかでそれを補うことになるので、カップラーメンや冷凍食品などにお金がかかることに。
それに満腹感は少ないのに、意外と脂質やカロリー・糖質が高いものが多いです。
これは高いカロリーや脂質で無理やり満腹感を上げようとするからです。カロリーや脂質が少なければ、もっと満腹感の少ない料理になりそうです。
食費を上手に抑えるコツ
「節約料理では全然食費が節約できない」「なぜか食費が増えた」という人も少なくないと思います。
我が家も全く食費が減らず、レトルトや冷凍食品、お菓子などを購入する量が増えたので、結果的に食費がアップルすることになりました。
私と同じような人に、節約レシピに頼らない食費を抑えるコツをご紹介します。
定番料理をアレンジする
定番料理とは、例えば「カレー」「肉じゃが」「ハンバーグ」のような定番のメニューです。
こういった定番メニューは、珍しい食材や調味料を使わないので、「食材がいつの間にか腐っていた」「調味料の賞味期限が過ぎていた」ということを防げます。
家族が大好きな定番料理に、旬の食材を取り入れてアレンジをすると、材料費が抑えられますよ。
旬の材料をたっぷり使う
多くの食材はハウス栽培などのおかげで1年中手に入りますが、旬の野菜は栄養価も高く安く買えます。
旬の食材を使うと、食費を抑えられるうえ、季節感をしっかり味わえます。
何より美味しいですね。
また、子どもの食育にもおすすめです。
旬の時期の美味しさを実感できるうえ、栄養価についても簡単に教えてあげると、本当にいい勉強になるんです。
我が家では晩ごはんのときや一緒に買い物に行ったとき、ちょこっとそういったことを世間話的に子どもに話しますが、それが学校の家庭科や保健などの授業でしっかり活かされています。
材料を無駄にせず使い切る
食材を無駄にせず、使い切ることも食費の節約になります。
買い物に行くときは、冷蔵庫の在庫をしっかり確認してからメニューをある程度決めると無駄になりませんよ。
冷蔵庫で腐らせて捨ててしまうのは、いくら安く買えたものでももったいないですし、お金を捨てているのと同じことです。
乾物を活用する
乾物はストックしておくととても便利です。
なんといっても日持ちがするので、「使い忘れて腐っていた」ということもありません。
おすすめの乾物は「切り干し大根」です。
水でもどして千切りにした人参・油揚げと煮ても美味しいですし、ツナと和えて和風サラダにも使えます。
乾物があれば、お給料日前のピンチも上手に乗り切れますよ!
節約レシピを卒業して、美味しいご飯を作ろう!
節約レシピの最大のデメリットは、「貧相で満足感が得られないこと」です。
健康にも良いとはいえないものも多く見られます。
もし節約レシピで食費を抑えられても、医療費アップになっては意味がありませんよね。
食費を抑える4つのコツを実践して、家族みんなが食事を楽しみつつ食費を節約できるようにしましょう。
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