足の臭いって気になっている方も多いのではないでしょうか?
足の臭いが気になると、友達の家に行ったり、お座敷に靴を脱いで上がったりするのってかなり苦痛ですよね。
足の臭いは靴を脱いだ時だけでなく、靴のすき間からも漏れてしまっています。
私もイスに座っていたら「なんか変なにおいする?」とニオイの元を探った結果、自分の足だったという経験があります。
かなりショックです。
足が臭くなる原因や、すぐにできる解消法でバッチリ改善できますよ!
足が臭くなる原因とは?
毎日お風呂に入ってしっかり洗っているのに、何だか臭う足。
どうして足って臭いんでしょうか?
足の臭いは中年の男性独特のイメージがありますが、女性も子供も関係ありませんよね。
かもる家は4人家族ですが、みんな臭いです。もうみんなが帰宅後の玄関なんて、消臭剤も芳香剤も置いている意味がないくらい臭くて・・・
足の臭いの原因は主に4つあります。
蒸れによる足の臭い
外出するときに必ず履く靴。
足は全身の中でも汗をかきやすい部分です。
ですから、靴の中で蒸れてしまって、納豆やチーズのような独特な臭いが発生します。
この臭いは「イソ吉草酸(キッソウサン)アルデヒド」という脂肪酸が原因だといわれています。
皮膚の常在菌が角質の中のアミノ酸を代謝するときに発生するのがイソ吉草酸アルデヒドです。アルデヒドと名前に付くと毒っぽく感じてしまいますね。
疲労による足の臭い
もう一つの足の臭いの原因は、ストレスや疲労によるものです。
ストレスや疲労で足が臭うというのは意外ですよね。
これはどういうことかというと、ストレスや疲労を感じると、肝機能が低下することで、足から出される汗にアンモニア臭が混じってしまうんです。
本来アンモニアは、尿やアポクリン汗腺から分泌される汗に混じってはいますが、足にはアポクリン汗腺はなく、エクリン汗腺からのさらさらした臭いのない汗が特徴です。
ところが肝機能が低下すると、エクリン汗腺からでもアンモニアが混じった汗が出てしまうことがあるようです。
アンモニアが混じった足の臭いは、納豆やチーズなどの腐敗臭ではなく、ツーンとした刺激臭を感じます。
足の臭いの主な原因は、蒸れや疲労によるものですが、それ以外にも体質などいろいろな原因が考えられます。
雑菌による足の臭い
足にかく汗は、エクリン汗腺から出される、本来臭いのしないさらさらとしたものです。
それなのに臭いのは、時間の経過とともに雑菌が繁殖するからです。靴は通気性が良くありませんから靴の中に湿気がこもってしまって、雑菌が繁殖しやすくなります。
通気性の悪い靴を履いていると雑菌が繁殖しやすくなりますから、通気性の良い靴を選ぶのがおすすめですよ。
食生活による足の臭い
食生活は体臭に大きな影響があることがご存知でしょうか?
お肉を好んでよく食べる人の方が体臭が強い傾向にあります。足の裏も同様で、臭いの強いものを好んで食べていると、足の臭いも強くなるといわれています。
足の臭いを解消方法
指の股や爪までしっかり洗う
お風呂で足を洗うとき、軽くさらっと洗っていませんか?
足の臭いは足の裏よりも、指の股や爪から発生します。そのため、足を洗うときにはしっかり指の股と爪を洗うようにしましょう。
足を洗うときには水ではなくお湯で洗うのがおすすめです。
夏場はつい冷たい水のシャワーで洗った方がスッキリしますが、お湯で洗うと不要な皮脂を流しやすくなるので、暑い季節でもお湯で洗いましょう。
殺菌効果のある石鹸を使う
足の臭いの原因は雑菌の繁殖によるものです。
そのため、殺菌効果のある石鹸を使うことで雑菌をやっつけるのが効果的です。殺菌効果のある石鹸を1つお風呂場に置いておくと便利ですよ。
殺菌効果のある石鹸がない場合は、普通の石鹸でより念入りに足全体を洗いましょう。
重曹で足湯をする
重曹はナチュラルクリーナーとして愛用している方も多いですよね。
重曹の消臭効果は広く知られていますが、足の臭いを解消するのにも効果が期待できますよ。
洗面器にお湯を入れ、そこへ重曹を大さじ3杯ほど入れて混ぜ、足を浸けるだけです。
足湯にはリラックス効果もありますし、冷え性改善にもおすすめです。それにプラスして足の臭いまで取れるなんて嬉しいですよね。
重曹には食品用や掃除用があり、100均でも気軽に購入できますよね。おすすめは食品用の重曹です。
口に入っても安心ですし、お肌が弱い方にもこちらがおすすめです。
角質ケアをする
古い角質がたまっているような状態では、その角質をエサに雑菌が繁殖しやすくなります。
定期的に角質ケアをすることで、雑菌のエサを取り除きましょう。
角質ケアはやり過ぎもNGです。角質ケアをやり過ぎると足に傷がついてしまい、そこから雑菌が入り込み臭いを悪化させる原因にもなります。
足の臭いは積極的に予防しよう
いくら足の臭いを解消する方法を実践しても、予防ができていなければイタチごっこになってしまいます。そのためしっかりと臭わせない予防をすることが大切です。
毎日同じ靴を履かない
足は汗の分泌が多い部分です。
そのため1日履いた靴は見た目にはよくわからなくても、湿気でムンムンの状態。靴にたまった湿気は、時間をかけて徐々になくなっていきますから、翌日も同じ靴を履いては湿気が抜けきらないまま、また新しい湿気がやってくることになります。
靴はしっかり乾燥させることが大切なので、1日履いた靴はしっかり休ませてあげましょう。
通勤に履く靴は、最低3足用意して、ローテーションさせましょう。靴も傷みにくく、長持ちしますよ。
抗菌加工のパンストや靴下を選ぶ
パンストや靴下を履いて靴を履くなら、抗菌加工がされているものを選ぶのがおすすめですよ。
抗菌加工がされているものは、雑菌の繁殖を抑える効果があるので、足の臭い予防になります。抗菌加工のものは少しお値段も高くなるものが多いですが、パンストも靴下も洗って繰り返し履くことができるので、それほど負担にはならないのではないでしょうか?
消臭アイテムを使う
毎日同じ靴を履ないことも足の臭いを予防するのに効果的ですが、帰宅後に臭いを取るアイテムを入れておくのも効果的ですよ。
重曹を靴の中に振りかけておくのも効果的ですし、ドラッグストアや100均でも消臭アイテムは手軽に購入できます。
水虫で足が臭くなることも
水虫といえばおじさんがかかる皮膚疾患の代表というイメージが強いですよね。でも水虫は男性女性関係なくなってしまうものです。
そんな水虫が原因で、足が臭くなってしまうこともあります。
水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビの一種ですが、1度足に根をはってしまうと完治に時間がかかってしまいます。
水虫に感染しているとリンパが水虫に反応するので、足の臭いがひどくなることがあるといわれています。水虫に感染している場合は、市販の水虫薬よりも1度皮膚科を受診するのがおすすめです。
足の臭いを予防&解消しよう
足の臭いが気になると、靴を脱ぐシーンはかなり消極的になってしまいますよね。
子供自信はあまり自分の足の臭いは意識していないようですが、やっぱり臭い足でお友達の家には遊びに行ってほしくありません。
友達の中で足の臭いお友達は、お友達の家に遊びに行ったときに、その家のお母さんがファブっていたのを見てショックを受けたようです。
そんな悲しい思いを自分がしない、子供にもさせないためにも、日ごろから家族で気をつけていきたいですね。
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