ネイルが好きでセルフでマニキュアを楽しんでいるという方も多いですよね。
わたしもそんなひとりです。
でも、気になるのがマニキュアを落とすときに使う除光液。
ニオイもきついし、ネイル好きは除光液を使う頻度も高いので、何か害が出たらどうしようと不安になりますよね。
アセトンフリーの除光液もたくさん登場していますが、他にも注意すべき成分がありますよ。
除光液の主成分アセトンとは?
多くの除光液に配合されている主成分アセトン。
セルフでジェルネイルをしている場合は、ジェルネイルを落とすときにもアセトンは使いますよね。
シンナーのような強いニオイが気になります。
アセトンは除光液以外でも広く使われている有機溶剤ですが、除光液などに使えば、マニキュアやジェルを素早く落とすことができるのでとても便利です。
落とす力が強い反面、皮脂を奪って皮膚や爪の乾燥を招き、二枚爪や爪が割れてしまう原因にもなります。
頻繁にネイルのデザインをチェンジする方は、使用頻度も高くなりますから、注意が必要です。
アセトンには毒性がある
有機溶剤であるアセトンですが、毒性があるとして使用を控える方が増えています。
以前、赤ちゃんがいる部屋でネイルを落としていたところ、赤ちゃんがアセトン中毒になってしまったというニュースが話題になりました。
アセトンは揮発性が高いので、空気よりも軽いイメージがありますが、実は空気よりも重く下にたまってしまうようです。
そのため、赤ちゃんはもちろんですが、小さな子供がいるご家庭では注意が必要です。
しっかり換気をして、子供や赤ちゃんのそばでは除光液を使わないように注意しましょう。
わたしもネイルを落とすときは、子供が学校へ行っている間に換気扇の下で、さらに窓を開けて換気しながらやっています。
アセトンフリーだけじゃダメ!酢酸エチルにも気をつけよう
アセトンはなんとなく体に悪い有害なものというイメージがあって、アセトンフリーの除光液を選ぶ方が増えています。
でもここで注意をしなければいけないのが、アセトンは入っていなくても、アセトンに代わる有害な成分が入っているかもしれないということです。
アセトンに代わる有害な成分が酢酸エチルというものです。
酢酸エチルはアセトンよりもネイルを落とす力が強く、有毒性も高いです。そのためアセトンよりも危険な成分といってもいいかもしれません。
頻繁に使うのには不安を覚えますね。
アセトンフリーの除光液を購入する際には、酢酸エチルが配合されていないかどうかを成分表で確認しましょう。
除光液の選び方
セルフでネイルを楽しんでいると、ついマニキュアやジェルの色味や成分の方に目が行きがちですが、除光液の成分にもこだわることが大切です。
爪や指先が傷んでボロボロだと、ネイルも可愛くないですよね。
除光液を選ぶときのポイントは、
- アセトンや酢酸エチルが配合されていない
- 保湿成分が配合されている
- こすらなくても落とせる
- 好みの香り
この4つのポイントで選んでみましょう。
除光液はマニキュアやジェルを落とすためのもので、顔でいうメイク落としと同じです。
落とすのはどうしても爪や肌を傷めてしまうことになりますから、できるだけ保湿成分が入っている物を選んで、爪や皮膚の乾燥を防ぐことが大切です。
またコットンに除光液をつけてゴシゴシこするのもよくありません。こすらなくても落とせるものを選ぶようにしましょう。
ネイル好きの方におすすめの除光液
ネイルが好きで除光液を使う頻度も高めの方におすすめの除光液をご紹介します。
アセトンや酢酸エチルが配合されていなくてさらに店舗でもネットでも購入できるおすすめの除光液は、無印良品の除光液です。
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価格:525円 |
100mlで490円とコスパも良く、アセトン配合の除光液よりもよく落ちると評判です。
もちろんゴシゴシコットンでこすらなくても良く落ちますよ。
ラメやネイルシールなどは落ちにくいので、コットンに除光液をたっぷりつけた後に、しばらく爪の上に乗せて除光液を染み込ませてから拭き取ると、するっと落ちてくれます。
プロもお気に入りの除光液なのにこの値段は嬉しいですね。
アセトンが入っていないので揮発しませんから長持ちしますよ。
ロハコでも無印良品の商品が買えて便利ですよ。
買って失敗したアセトンフリー除光液
わたしが買って完全に失敗したと思ったアセトンフリーの除光液は、ダイソーのアセトンフリー除光液です。
アセトンフリーの除光液が100均で買える!と喜んで買ってきたのですが、使ってみるとまったく落ちません。
水100%ではないのか?と疑いたくなるほど落ちは悪かったです。
もったいないので、マニキュアをやすりで表面を削ってコットンでパックして何とか時間をかけて落とすことができましたが、30分以上も苦戦しました。
アセトンフリー除光液のまとめ
アセトンフリーの除光液はいろいろなメーカーから販売されていますが、値段と品質は比例しているように感じます。
アセトンフリーといっても落ちが悪くてゴシゴシこすらなければいけないものは、爪や皮膚に負担をかけてしまいます。
あまりにも安すぎる除光液は避けた方が、安物買いの銭失いにならずに済みそうです。
アセトンだけではなくアセトンより有害性が高いといわれている酢酸エチルも配合されていないものを選びましょう。
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