小学生女子の人間関係のトラブルと親ができること

小学生になると、子供は子供でどんどん世界を広げていきます。

そんな学校生活の中でのトラブルといえば人間関係です。

女性の人間関係はややこしいことに発展することも多いといわれますが、それは小学生も同じです。

小学校で女子同士のややこしい人間関係のトラブルに巻き込まれないようにしたいですね。




途端にややこしくなる人間関係

「小学生の女子は純粋」というのは、半分そうで、半分はそうではありません。

幼稚園のときはほとんどがクラスのお友達と仲良く遊べています。ママもそばで様子を見ていることが多いので、何かトラブルになりそうなことがあると、気付くことができますよね。

おもちゃの取り合いや、ちょっとした意地悪なんかも、ママや幼稚園の先生が間に入ることで上手に回避することができます。

ところが、小学生になるとママや先生がしっかり子供の様子を見るということはできなくなります。

子供たちも幼稚園のときと違って、気が合う合わないがだんだんわかってくるので、仲の良いお友達とそうでないクラスメイトとの人間関係の差が生まれてきます。

 

小学校女子に多い人間関係トラブル

小学校女子に多いのはやはり仲間外れです。

とくに3人グループは仲間外れが起きやすいです。故意ではなくても、3人の中で家が近かったり、習い事が同じだったり共通の部分が多いと2:1になりやすいです。

故意でない場合でなく、あからさまに2:1にしてくる女子もいます。

登下校でお友達を見つけて、「一緒に行こう」「一緒に帰ろう」と声をかけても、わざと走って逃げたり、逃げた先でこちらを見てクスクス笑ったりという仲間外れも目立つようになります。

かもる家の長女も次女も、仲間外れの経験ありで、話を聞くたびに悲しい気持ちになりましたし、相手の女の子にも腹立たしい思いをしました。



不調があらわれだしたら要注意!

人間関係のトラブルがあると、「学校へ行きたくない」と言い出したり、朝になると体調が悪くなるといったことが出てくることがあります。

そうなったら子供からのSOS。

話を聞かずに無理矢理学校へ行かせたりしないのが良いようです。

長女にあらわれた不調は咳でした。

風邪をひいているわけでもないのに、コンコンと頻繁に乾いた咳が出ます。

病院に連れて行っても悪いところもなく、先生から精神的な咳だといわれました。

私は無理に学校へ行かせることはせず、どうしても行きたくない日には1日休ませてあげることもありました。

休んだときには、隣に座ってできるだけスキンシップをはかったり、子供の好きなテレビ番組を一緒に見たりとできるだけ近くにいるようにしました。

仕事もあったので正直困るなという部分はありましたが、今の子供を優先さえてあげることの方が大事だと思いました。

一緒にいて気持ちが満たされたのか、次の日には頑張って学校へ。

 

小学生女子の人間関係のトラブルで親ができること

子供が人間関係でトラブルが起こっていたとしても、親ができることは多くありません。

意地悪してくる女子たちに文句を言うわけにもいきませんし、そんなことをしたら、我が子の立場がなく、さらに意地悪されることになりかねません。

女子は大人になってもいろいろ人間関係がややこしいので、子供のころに上手な対処法などを自分で身につけることも大切です。

親ができることは、親身になって子供の話を聞くことです。

子供が悩みを相談してきたら、しっかり聞いてあげましょう。話を聞くときには子供の心に寄り添って、受け止めてあげることが大切です。

「それは辛かったね」「悲しい思いをしたね」という感じで聞くと、『ママは私の気持ちをしっかり聞いてくれる』となり、今後トラブルが起こってもきちんと相談してくれるようになります。

 

やってはいけない親の対応は?

逆に子供が相談してきたときにやってはいけない親の対応は、子供の話に共感をせずに、やみくもに励ましたり応援したりすることや、子供に非があるような言い方をすることです。

特に子供に非があるような言い方、「あなたにも悪いところがあるんじゃないの?」「そんなんだからお友達に意地悪されるんだよ」というような言い方はNGです。

せっかく子供が相談してくれているのに、こういった対応では子供は怒られていると感じ、だんだんと相談しなくなり、気持ちをためこんでしまいます。

まずは、子供の感情に共感してあげることが大切です。



必要なら先生に相談も

子供が小学校での人間関係のトラブルを抱えている場合、担任の先生に相談してみても良いでしょう。

ただし、担任の先生や学校への過度の期待はしない方が良いでしょう。

小学生といえども女子は大人以上に頭が回る子供もいます。

先生や親の前では良い子を演じ、いないところで意地悪をするというのも良くあることで、そんな子供とトラブルがあっても、こちらの勘違いでは?と思われることもあります。

また、相談して先生が良かれと思った対処法によって、トラブルが悪化するケースも。

子供が人間関係のトラブルを抱えているのを先生に相談すれば、ほとんどの先生は何かしらのアクションを起こしてくれますが、良い方に行くとは限りません。



かもる家のトラブルはどうやって解決した?

長女は小学4年生から、次女は1年生で女子のトラブルに巻き込まれ、嫌がらせをされる日々がありました。

私は日々、子供の話を聞き、懇談のタイミングで担任の先生に「こんなことがあったようなので、様子を見ていただけませんか」と相談しました。

長女の担任は、すぐに長女と相手の女子との話し合いの場を設けてくれ、先生の前では和解という形になりましたが、結局嫌がらせはエスカレートし、「先生に相談せんかったら良かった」と娘は後悔していました。

次女は2年生になったタイミングで、相手の女子が引っ越しし転校したため、自然と解決した形になりました。

長女はクラス替えによって、かばってくれる女子と仲良くなれたことで、あからさまな嫌がらせはなくなったようです。

結局、話を聞いただけでしたが・・・。

対人間のことなので、上手く解決できないこともありますが、子供が家は安心できる自分の見方がいる場所だと思ってくれるのが1番ではないでしょうか?




コメント

  1. […] 関連記事:小学生女子の人間関係のトラブルと親ができること […]

  2. […] 関連記事:小学生女子の人間関係のトラブルと親ができること […]

  3. […] 関連記事⇒小学生女子の人間関係のトラブルと親ができること […]

  4. […] 関連記事:小学生女子の人間関係のトラブルと親ができること […]

タイトルとURLをコピーしました