秋は冬に向けて湿気が下がるので布団干しに最適の季節ともいえるでしょう。
夏布団を片付ける場合もこの秋の湿度が低い時期に干すのがおすすめです。
本記事では、秋の布団の干し方をご紹介します。
布団を干すメリットは大きく3つあります。
布団はたくさんの湿気がたまっています。
人は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれているので、それを吸っている布団に湿気がたまるのは仕方がないですね。
湿気がたまっていると雑菌が繁殖したりカビが生えたりする原因に。
もちろんダニも好む環境になるので「ダニに噛まれた!」という被害にもつながってしまいます。
天日干しして湿気を取り除くことでカビの繁殖の発生を抑えるだけでなく、紫外線には殺菌効果があるので雑菌にも効果があります。
秋は夏に比べると湿度が下がり過ごしやすくなります。
湿気を取り除くのに適した時期といえるでしょう。
雨の翌朝は湿気が高いので布団干しは避けるほうが無難です。
秋の布団干しは、10時~14時ごろが最適です。
布団干しの頻度は布団の種類によって違います。
布団の種類 | 干す頻度 | 干す時間 |
ポリエステルなどの化繊 | 週1日 | 片面1~3時間 |
綿 | 週2日 | 片面1~2時間 |
羽毛 | 月1回 | 片面30分~1時間半 |
羊毛 | 月2回 | 片面1~2時間 |
綿の布団は湿気を含みやすいので、こまめに干すことを意識しましょう。
ポイントはこの2つです。
布団を干して取り入れるまで片面しか日に当てないのはNGです。
なぜなら片面だけでは布団の中の湿気が十分に取り除けないから。
肌に触れる部分は湿気がこもりやすいので、裏面よりも少し長めに干すことを意識しましょう。
布団カバーはつけたまま布団を干すことで日にあたって布団が傷むのを防げます。
気になる花粉やPM2.5などの空気中の汚れから布団を守ったり、ダニを効果的に退治したりできる布団干し専用のカバーはおすすめです。
アストロの布団カバーは手すりの汚れからも布団を守ってくれます。
布団を入れやすいように大きくL字に開くので、手間なく干せて便利です。
熱を吸収しやすい黒いカバーなので、ダニにも効果を発揮します。
秋に限ったことではありませんが、布団を干した後は表面をブラシで払って掃除機で表面に付着した汚れや死滅したダニをしっかり吸い込みましょう。
布団たたきでパンパンたたくのはNGです。
秋は冬に向かって気温も湿度も下がってきて過ごしやすい時期。
そんな時期は布団干しにもおすすめです。
布団の湿気は取り除きやすいですが、秋の長雨という言葉もあるように雨も気になる季節でもあります。
雨の翌日は湿気が高くなっているので布団干しは避けたほうが無難です。
夏布団を片付ける前にもしっかり布団を干してふかふかの状態でしまいましょう。