鶏むね肉がゴムのようにかたかった経験はありませんか?
噛んだ瞬間、弾力がすごくておいしくないんですよね。
先日、鶏むね肉1パック3枚入りを購入したんですが、そのうちの1枚がなぜかゴムのようにかたくて食べられたものではありませんでした。
今回が初めてではなく、たまにこのゴム肉に当たってしまいます。
同じスーパーで買っていても、当たり外れがあるようです。
二度とこんなゴムのような肉は嫌!なので、詳しく調べてみました。
むね肉購入の際の参考にしてくださいね。
むね肉がゴムみたいにかたい原因、ずばり品種改良です。
早く出荷するために成長を速めているため、繊維質がかたくなってしまっているんです。
世界的にも話題になっているらしく、「ウッディブレスト(木のようなむね肉)」と呼ばれています。
むね肉は良質なたんぱく質で値段も安いため、非常に人気があります。
節約している我が家でもむね肉は定番です。
出荷量も多いため、とにかく早く大きく成長させて出荷しないといけないので、品種改良がおこなわれています。
一昔前の鶏肉と比べるとかなり大きく食べ応えがありますね。
こういったゴムのようにかたいむね肉の割合は5~10%くらいということなので、当たる確率もそこそこ高いですね。
見た目の特徴があれば、スーパーでゴム肉を避けることができますね。
3つのチェックポイントがあるので、売り場でしっかり確認して購入しましょう。
小さめのむね肉が絶対にゴム肉ではないというわけではないですが、小さいもののほうが確率を下げられます。
私は大体、3枚1100g以上のものをよく購入しているので、ゴム肉に当たりやすかったのかもしれません。
貧乏性でとにかく大きいものを選びがちです…350g以上のものもざらです。
1枚300g以下を目安にしてみるといいかもしれません。
皮がついているものだとわかりにくいですが、皮をはいだつるんとした部分の肉が白くなっているものがゴム肉の確率が高いです。
最近では皮なしのむね肉も売られているので、売り場で見れるようなら確認することをおすすめします。
白い縞がスースーと入っているものは避けるのが無難です。
適当な画像が見つからず、どんなものか想像していただけるかわからないのですが、肉の部分に白く細い筋が入っているものがあるんです。
白い筋は脂肪。
白い筋の入ったむね肉は脂質が多いんです。
せっかくヘルシーなむね肉を選んでも高脂質だと嫌ですよね。
高脂質なうえにゴム肉で触感が最悪な確率が高いので避けましょう。
ゴム肉を柔らかくすることはできません。
ゴム肉は切り方や調理方法を工夫しても、普通のむね肉のようにはならないです。
ネットでいろいろ調理法を調べて試してみましたが、ゴムのような食感はどれも変わらず。
唯一小さくカット(1cm角)して鶏めしを作ったのが、食感はそこまで気にならなかったです。
ゴム肉を食べやすくするコツは、小さく切って調理すること!
ゴム肉を柔らかくするのは難しいですが、普通のむね肉を柔らかくするコツはあります。
お肉が好きな人はむね肉よりもジューシーなもも肉を好む場合が多いと思いますが、柔らかくジューシーにするコツを知っておくと節約もできておすすめですよ。
むね肉って繊維が見えますよね。
この繊維を断つように切ると柔らかくなります。
ブライン液をご存じですか?
お肉を劇的に柔らかくしてくれる魔法の液体なんですよ。
しかも水に砂糖と塩を溶かすだけなので、家にあるものですぐ作れます。
むね肉はぱさぱさして苦手という方にもおすすめ!
水に対して塩と砂糖がそれぞれ5%になるようにはかってください。
ブライン液は目分量で作ると効果が得られません。
漬けこみ時間は1口大にカットしていたら1~2時間、そのまま丸々1枚なら4時間~1日が目安です。
美味しく味付けしたむね肉がゴムのような食感だったときの絶望感たるや…
包丁で切っているときにゴム肉ってわかるときとわからないときがあるんですよね。
少しでもゴム肉に当たる確率を下げていきましょう。