40代半ばで緑内障が見つかった話

現在日本で失明原因1位の緑内障。

進行を緩やかにすることはできるものの治る病気ではないので、いかに一生涯視力を保てるようにするか、というのが治療方針のようです。

そんな病気にかかっていました。

ある日、思いもよらず「緑内障です」と診断されてしまって、軽くパニック＆超不安に。

緑内障＝失明という図式があったからです。

緑内障と診断された経緯や治療についてお話ししたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。

ある日、突然緑内障と診断されました

数年前、眼科で眼底検査を受けたことがあり、そのときは緑内障はないといわれ安心したことを覚えています。

ところが先日、トラブルがあった右目の検査で眼科を受診し、まったく異常のなかった左目の緑内障が見つかりました。

帰宅後もネットでいろいろな緑内障のサイトを読み漁りましたが、希望が持てる内容はなかったです。

緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野（見える範囲）が狭くなる病気のことです。治療が遅れると失明に至ることもあります。

引用元：参天製薬

先生曰く「超初期」とのことで「進行はゆっくりなので、今の年齢と眼底の画像から100歳まで生きても失明はしない」といわれました。

が、進行速度は個人差が大きいようなので「進行が早いタイプだったらどうしよう」など不安はぬぐえません。

ちなみに親戚に緑内障に末期になるまで気づかず、両目とも失明した人がいます。

40代で緑内障になった原因は？

緑内障はもっと年配の方がなる印象だったので、まだ40代で緑内障になったのには何か原因があるのでは？と先生に聞いてみました。

どうも緑内障の原因は家族歴、遺伝性、人種、近視の強さ、眼圧、血流、生活習慣といったいろいろな要因があるようで、はっきりとはわからないそうです。

私の場合、親戚に1人緑内障のものがいますが、血はつながっていません。

ただ近視と乱視があって、視力は0.05ほど。

緑内障が発覚したらすぐに治療開始？

失明するような怖い病気なので、緑内障が発覚したらすぐに治療が開始されるものだと思っていましたが、まだ開始されていません。

次の受診はなんと半年後です。

半年も放置しておいて大丈夫？進行しないの？など、ものすごい不安を抱えています。

日常生活においても、特に「これがダメ」「あれがダメ」などの指導はありませんので、今まで通りでいいようです。

私の場合はごく初期に見つかったので、定期検査以外に目薬やレーザー治療などする必要はないんだとか。

緑内障が発覚した次の検査では何をするの？

半年後に眼底検査とFDT検査を行います。

FDT検査とは視野検査の一つのようですね。

今回、視野検査では暗い部屋で小さいドーム状の白い機械で行いました。

片目にガーゼを貼って見えないようにし、中央の光を見ながら、あっちこっちに点灯する光が見えたらボタンを押すというものです。

FDT検査は同じ視野検査でも、両目で3分ほどと短時間ですし、検査費用も安いみたいです。

まとめ

思いもしないところから発覚した左目の緑内障。

健康診断も受けない専業主婦の私が、緑内障を初期で見つかったのはラッキーだったのかもしれません。

でも何せメンタルが豆腐なので、思考がマイナスにマイナスに流れてしまいます。

視力は片目が悪くなってももう片方の目が補うので、緑内障による視野欠損があっても気が付きにくく、気づいたときにはもう手遅れ…ということもあるようです。

緑内障はいかに早く発見して進行を遅らせるかがポイントだそうなので、40歳以上の人は目にトラブルを感じていなくでも1年に1回は眼科に検査に行くことをおすすめします！