雨が多い梅雨時期は室内の湿気も多く、布団も湿気がたっぷりたまっていますね。
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかいているといわれていますし、梅雨時期の布団は湿気でいっぱいです。
しかし、いざ布団を干そうと思っても雨が多く思ったように布団が干せないことも。
布団に湿気をため込むとカビやダニが発生し、健康に悪影響を及ぼすこともあるので、しっかり布団を干して清潔に保ちたいところです。
本記事ではじめじめする梅雨の時期でも、からっとふかふかになる布団の干し方をご紹介します。
人間は寝ている間にたくさんの汗をかいています。
湿気は布団を傷めてしまうので、湿気を除くお手入れをすることが布団を長持ちさせる秘訣です。
また湿気は布団の寿命を縮めてしまうだけではなく、ダニや雑菌の繁殖の原因にもなります。
しばらくお手入れをさぼっていたら布団や枕がなんだか臭う…となった経験はありませんか?
布団だけではなく枕も定期的に干して湿気を追い出しましょう。
布団干しの頻度は布団の種類によって違いがあり、綿や化繊の布団はは週1回、羽毛布団はは2週間に1回ほど干してしっかりと湿気を取り除くのが理想です。
毎日毎日雨でうんざりする梅雨ですが、湿気の多い梅雨時期こそ布団を干して湿気対策をする必要があります。
布団干しは晴れていて湿度が低い日がおすすめ。
湿度が40%以下が布団干しには理想ですが、梅雨時はたとえ雨がやんで晴れ間があったとしても湿度が高く40%以下は難しいです。
湿度の高い梅雨時は室内に干せば問題ありません。
布団の室内干しバーがあれば便利ですが、なくても問題ありません。
動かせる重さのマットレスであれば立てかける、掛け布団をめくるだけでも十分です。
湿気の多い梅雨の時期は布団を干しても湿気てしまうイメージがあるかもしれませんが、正しく干せばふかふかで寝心地のいい布団ができあがります。
しっかりと布団から湿気を追い出すことは短時間ではできません。
3時間~5時間ほどしっかり時間をかけて干すことがポイントです。
湿度は1日の中でも変化し、10時~15時くらいが湿度が下がります。
外の湿度が下がると室内の湿度も下がってきますから、外干しだけでなく室内干しでもこのくらいの時間帯を意識しましょう。
扇風機を使って布団に直接風を当てることで、効率よく湿気を追い出すことができますよ。
首振り機能を使うとまんべんなく風を送れます。
寝室にはエアコンがついていることが多いと思うので、除湿運転をして布団の湿気を追い出しましょう。
エアコンの除湿機能を使えば部屋全体の湿度も下がるので、洗濯物を一緒に干しておくと乾きも早くなりますし、カビの繁殖も抑えられます。
専用の除湿器を用意するのもいいですよ。
布団乾燥機は熱で布団を乾燥させてくれるので、湿気を追い出しつつ、ダニ退治もできるというすぐれものです。
1台持っておくと寒い冬にも活用できて便利!
アイリスオーヤマの布団乾燥機、人気ですよね。
布団を干した後に絶対やっておきたいこと、それは掃除機でほこりやごみを吸うことです。
布団たたきでパンパン勢いよくたたく人がいますが、逆効果です。
干した布団は表面を払って、掃除機でほこりやダニなどを吸い込むのが正解。
布団の表面を払う専用の大きなブラシや、掃除機の布団ノズルがあると便利です。
布団ノズルはお使いの掃除機のメーカー専用のものを購入するのがおすすめです。
各社共通をうたっているものもありますが、購入したものの別の継ぎ手がないと使えないといったこともよくあるので気を付けてくださいね。
じめじめする梅雨の時期こそ布団干しは大切です。
布団は天日干しするとふかふかになって気持ちいいですが、部屋干しでも工夫一つでふっくらとさせることはできます。
布団を長持ちさせカビやダニを発生させないよう、しっかり湿気対策をしましょう。