1月になるとそろそろ気になるのが次年度のPTA役員決めです。
幼稚園や小学校に子供が通っていると、PTA役員問題に毎年頭を悩まされますね。
幼稚園や学校にもよりますが、12月までに次年度のPTA役員の推薦・立候補者を募っているところも。
「PTA役員はやりたくない」と思っている方も多いのではないでしょうか?
PTA役員の免除理由や上手な断り方をご紹介します。
PTA役員はどう決める?
毎年逃れたい!と思っている方も多いPTA役員ですが、どのように決めるかは幼稚園や学校によって違います。
くじ引きやじゃんけん、立候補、推薦で決めているところが多いようです。
娘が通っている小学校では、立候補者を募り、足りない役員をくじ引きで決めるというやり方です。
運が良ければ当たりませんし、運が悪ければ当たりますよね。
娘が2人、小学校に通っているので、毎年2回くじを引きますが、長女は6年間当たることはありませんでした。
次女の分があと3回あるのでドキドキです。
PTA役員は免除してもらえる
PTA役員は、家庭の事情によっては免除してもらえることもあります。
強制的なイメージが強いPTA役員ですが、実は免除規約があり、免除の条件に当てはまればPTA役員を免除され、「1年間やらなくてもOK」と認定されるわけです。
免除規約は各幼稚園や小学校によって違いますが、免除規約に多い免除条件をご紹介します。
3歳未満の子供がいる
幼稚園や小学生の子供以外に、3歳未満の子供がいる場合、免除されることが多いです。
小さい子供の育児をしながらのPTA役員活動は大変だろうという配慮ですよね。
この場合、3歳になったら次年度から他の保護者同様に、PTA役員候補者となってしまいます。
「未満」や「以下」の意味を間違えないようにしないと、他の保護者の方から陰口をたたかれることもあるので気をつけてくださいね。
妊娠中
妊娠中もPTA役員を免除と規定されているところが多いです。
妊娠中はつわりなど体調面でも本調子ではないですし、PTA役員の参加行事によっては体力を使うハードな仕事もありますから、免除されて当然といえるでしょう。
前年度のPTA役員経験者
前年度にPTA役員を経験した保護者は、翌年は免除というパターンが多いです。
1度PTA役員を経験すると、数年は免除されたり、子供1人につき在園中や在学中1回だけでOKというパターンも多いです。
何かしらのPTA役員の仕事をすれば、その後しばらくは安心です。
母子・父子家庭
最近は離婚率も高いので、わたしが小学生の頃は母子家庭や父子家庭は1学年に1人~2人くらいしかいませんでした。
ちなみにわたしは父子家庭です。
マンパワーで家計を支えないといけない母子家庭や父子家庭は、仕事優先ということで、PTA役員を免除してもらえるところが多いようです。
でもこれって、夫婦2人で何とか家計を支えている方にすればズルいですよね。
旦那さんのお給料で生活でき、奥さんが自由選択で共働きをしている家庭と、夫婦でフルで働かないと家計が成り立たない家庭では、同じ共働きでも全然違います。
ちなみに我が家は後者です。
転校の予定がある
あらかじめ転校する予定がある場合、年度の途中で新しいPTA役員を入れなければいけないので、転校する予定がある場合は免除される場合が多いようです。
ただし、転校時期によってはそれまでやって欲しいとお願いされることも。
この他にも、同居する家族に要介護者がいる場合、兄妹のPTA役員をすでに受けている場合は免除されることもあるようです。
どうしてもPTA役員をやりたくないときの上手な断り方
PTA役員をやりたい方もいれば絶対にやりたくない方もいるでしょう。
最近では共働きが一般的ですし、PTA役員の仕事のためにしょっちゅう会社を遅刻したり休んだりできませんよね。
一応、PTA側もそれは理解しているので、「できるだけ負担のないように」とはなっていますが、なんやかんや1ヵ月に1回は集まりがあります。
シフトを無理なく変更できるお仕事の場合は良いですが、自営業や正社員、派遣社員で平日フルで働いている場合は、PTAの仕事のためにお給料が減ったり、職場の人にコソコソと嫌味を言われたりして辛い立場です。
推薦やくじ引きでPTA役員になったとき、断り方を間違えてしまうと、卒業まで辛い思いをするかもしれませんし、その影響が子供に及ぶ可能性もあるので、断り方って大切です。
経験談ですが、子供が保育園に通っていたころ、PTA役員になったママが「PTA役員をやらないといけないなんて聞いてない!そんなんやらされるなら保育園辞める!」といって本当に退園しましたが、退園までの間、ママたちの間で総スカンでした。
できない理由を正直に話す
やりたくない理由は人によって違います。
どうしてもやりたくない場合は、その理由を正直に現PTA役員に伝えましょう。
ときには相談に乗ってくれることもあるでしょう。
- PTAに理解のない会社で遅刻や欠勤ができない職場
- 持病があってPTA活動が辛い
- 同居ではないが、家族と協力して介護している身内がいるなど
注意したいのが、PTA役員なら誰でもOKではないということです。
口の軽いPTA役員なら、個人情報保護など無視してあっちこっちで話されてしまう可能性もあるからです。
できれば会長や副会長に話して、他の役員に詳しい辞退理由を話さないように念押ししておくと安心です。
推薦の事態は毅然とした態度で断る
PTA役員は次年度のPTA役員を決めるために立候補者や推薦者を募るところが多いです。
他の保護者から推薦されてしまった場合、子供を通じてお知らせのプリントをもらったり、直接電話がかかってきたりします。
推薦された段階では、断ることが可能です。
この場合、PTA役員をかなり強引にすすめられることが多いですが、そこで折れて引き受けてしまうと、今後も押し付けられる可能性が高くなります。
推薦されて引き受ける場合は良いですが、断る場合には毅然とした態度で断りましょう。
居心地が悪くなってもOKならこんな断り方も
PTA役員は上手に断らないと、ママ友との関係や子供の友達関係にまで影響することがあります。
自分自身は子供が卒業するまで孤立OKでも、子供が同じような思いをするのはかわいそうです。
それでもOKなら、こんな断り方もありますよ。
やらないの一点張り
くじ引きなどでPTA役員が決まっても、やらないの一点張りならかなりの確率で免除されるでしょう。
会議にも行事にも参加しないPTA会員は必要ありませんから、他にイヤイヤでもきちんと仕事をこなしてくれるPTA役員の方が断然良いですよね。
ただし、この断り方だと他の保護者から陰口をたたかれる可能性大です。
「あの子とあんまり仲良くしないでね」と子供も一緒に距離を置かれるリスクを考えてみましょう。
リスクは高い断り方ですが、卒業までPTA役員をやらさせることはないでしょう。
役員を決める日に欠席する
幼稚園などは役員選挙日をわざわざ設けているところもありますが、小学校は年度最初の参観日の後の保護者会の前に行われることが多いです。
参観が終わったら子供と一緒にさっさと帰りましょう。
欠席した場合、PTA役員が代わりにくじを引く場合もありますが、出席している方だけでくじ引きをする場合もあります。
後者ならラッキーですね。
前者の場合、PTA役員の中でもやっかいな仕事を押し付けられるリスクはありますよ。
PTA役員はいつまである?
PTA役員は子供に手がかかる幼稚園や保育園、小学校までだと思っていませんか?
PTA役員は、高校まであるんです。
中学校や高校は、保護者も頻繁に学校へ行かなくなりますから、入学式の日に3年分まとめてPTA役員のくじ引きをする学校も多いようです。
中学校は義務教育ですからまだ納得できる部分もありますが、高校に入ってまでPTA活動があるのはびっくりですよね。
PTA役員になりたくない!免除になる理由や上手な断り方!のまとめ
本音ではやりたくないと思っている方が多いPTA役員。
運良く卒業までやらなくて済むこともありますが、たいていは子供1人に対して1回は回ってきます。
きちんとした理由があれば正直に話して免除してもらってはいかがでしょうか?
小学校でPTA役員をどうせやるなら、低学年のうちに楽な役員に立候補するのも方法ですよ。
高学年は私立中学の受験などが出てくるので、PTA役員をしている時間が取れなくなりますからね。
ぜひ参考にしてくださいね。
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