ゆうちょで通帳(口座)を2つ作ることができることを知っていますか?
ゆうちょの通帳は1人1冊しか作れないと聞いたことが…
私も実際、ゆうちょに2冊目の通帳を作りに行ったけど断られた…という方が身近にいて、1人1冊(1口座)しか作れないと思っていました。
ですが、実はゆうちょは通帳(口座)は1人2冊まで作ることができますよ。
この記事では、そのメリットや具体的な開設手順、注意点について詳しく解説します。
2025年もゆうちょでは1人2冊まで通帳を作ることが可能です。
私はもともと貯金専用としてゆうちょ口座を利用していました。
子供の学費引き落としのためにゆうちょ口座が必要となり、1人1冊しか持てないと思いつつ、何とか2冊持てないか、ゆうちょ窓口で相談してみました。
窓口で相談してみると、今持っているのが「通帳貯金」の口座なので、「通常貯蓄貯金」であれば作れますよと。
「通常貯蓄貯金」とは、10万円以上の残高があれば通常貯金よりも金利が優遇されるというものです。
利息は高くなりますが、給与・年金の受け取りができない、公共料金などの自動振替ができないといった人によっては不便な部分もあります。
私の場合は貯金専用と新たに子供の学費の引き落としで必要だったので、これまでの通常貯金から新たに作った通常貯蓄貯金へお金を移動させました。
残高を0円にした通常貯金の通帳を学費の引き落とし専用の口座として使うことに。
貯蓄用通帳について詳しくはこちら公式サイトを見てくださいね。
ゆうちょで複数の通帳(口座)が作れないのは、マネーロンダリングといった犯罪に利用されないため。
複数の口座が作れなくなっています。
マネーロンダリングとは犯罪で得たお金を偽造口座や他人の口座に転々とさせて、もともとの出所をわからなくさせることです。
ゆうちょだけでなく、どこの銀行でも口座開設の際には身分証明書の提示や開設目的など昔より面倒に感じられる手続きが必要になってますが、こういった理由からなんですね。
ゆうちょで口座を2つあるととても便利です。
大きなメリットとしては2つあります。
普段の生活費や固定費用を管理する口座と、節約や投資のための資金を積み立てるための別口座を持つことで、支出と貯蓄を効果的に分けることができます。
別銀行でそれぞれ管理をするとあっちの銀行へ行ったりこっちの銀行へ行ったりと面倒ですが、ゆうちょで2つ通帳(口座)が作れるなら1か所で済みますから、移動時間や操作の時間短縮に。
例えば、ひとつの口座を定期預金として、2つめを普通預金で日常の支出をまかなうことで効率的に利息を得つつリスクを分散できます。
2冊目の通帳の開設はとても簡単で、窓口に行けばその場で作れます。
原則、ゆうちょの通帳は1人1冊なので「仕事用ですか?」など聞かれることもあるようです。
窓口で2つ目の通帳を「通常貯蓄貯金」で作りたいと言えばOKです。
難しい書類への記入はなく、氏名や住所といった簡単な記載で作れます。
窓口が空いていれば15分もかかりません。
簡単に作れる2つ目の口座ですが、開設の注意点もあります。
通常貯蓄預金もキャッシュカードは当日申し込みできますが、発送は後日。
だいたい1週間程度で自宅に届きます。
ゆうちょ以外で2つ目の口座を作るならネット銀行がおすすめです。
目的別に口座を分けて管理できますし、ネットバンキングにももちろん対応しているし、何といっても利息が高めに設定されているのも魅力。
たとえば「楽天銀行」や「イオン銀行」なら、開設もスマホで完結手数料無料の回数も多く、ネット管理もしやすいですよ。
楽天銀行の公式ページはこちら
GMOあおぞらネット銀行の公式ページはこちら
ゆうちょの通帳は1人1冊が原則ですが、2冊作ることは可能です。
最近、銀行の窓口が減りつつあり口座開設をするのも面倒ですが、郵便局は近くにあることが多いので便利ですよ。