こんにちは、かもるです。
水道料金や使用量、きちんとチェックしていますか?
いつもと使い方が変わっていないのに料金が高いときは、漏水を疑ってみてもいいかもしれませんよ。
ここでは急に水道料金が2倍以上になってしまった、我が家の漏水体験をお話ししたいと思います。
この経験を通じて、私自身が学んだことや気づいたことを共有し、参考にしていただければ幸いです。
水道料金が異常に高い!
先日、いつも通りに水道料金の明細を確認していたところ、普段の2倍以上の金額が記載されているのを見て目を疑いました。
「え?こんなに使った覚えないのに」と思い、家族にも確認しましたが、特に水を大量に使ったような記憶はありませんでした。
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冬休みや大掃除の時期も挟んでいるので、多少使用量は多くなっても仕方がないなとは思っていたのですが…
「もしかして、どこかで漏水しているのかも?」と思い、慌てて水道メーターをチェックすることにしました。
水道メーターを確認
まず、水道メーターを確認しました。
家中の蛇口を閉めた状態でパイロットメーターを見てみると、ゆっくりではありますが時計回りに回転しています。
「これはどこかで水が漏れているに違いない」と確信し、漏水箇所を探すことにしました。
キッチンや洗面所の配管パイプ近くで耳を澄ませてぽたぽた音を拾おうとしましたがそんな音もなし。
当然水が滴っているというようなこともなく、どこで漏水しているのかわかりませんでした。
もし床下の配管や壁の中の配管で漏水なんてことになったら修理にいくらかかるんだろうとかなり不安を感じ、漏水個所を見つけてもらうべく、水道局に電話をかけたのですが、HPの市の指定業者に電話してみてくださいとのことでその通りに。
近所の業者さんに連絡すると、水道局ですぐに漏水対応してくれるフットワークの軽い会社を紹介してもらえるはずと教えてもらい、再度電話。
そんなたらいまわしにあっている中、以前不具合があったトイレのタンク内では?と思い、いったん業者さんへの依頼はストップし、いざトイレ確認へ。
トイレの止水栓を止めトイレタンク内を点検
トイレのタンク周りや配管周りに水漏れがないことは確認済みなんですが、少し前からトイレのタンク内で小さな音がしていました。
シューとかポチャとかいう音です。
ずっとしているわけではないので、用を足しているときに全くしないこともありました。
いったんトイレの止水栓を閉めてパイロットメーターを見に行くと回転が止まりました。
つまり、漏水はトイレで起こっているということです。
そこでトイレのタンクを開けてみると、水が少しずつ便器側に流れ込んでいるのを発見しました。
目視ではわからないほど少量だったので、便器内の封水が波打つこともなかったです。
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なぜわかったかというと、止水栓を止めた状態でしばらくするとタンクの水が空っぽになったからです。
タンクの底の排水便のパッキンが劣化して、完全に閉まらなくなっていたんですね。
その結果、水が少しずつ便器内に流れ続けていたようです。
最近のトイレは黒いボールのゴムフロートが一般的のようですが、我が家のトイレは古いため蓋状のタイプでした。
トイレタンク内での漏水の影響
タンク内の水が少しずつ流れる程度では「大したことない」と思われがちですが、実はこれが大きな問題を引き起こします。
例えば、1分間に数滴の水漏れでも、1日にすると数リットル、1か月では何百リットルにもなる可能性があります。
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我が家の場合も、この小さな漏水が水道料金の大幅な増加につながっていました。
トイレタンク内の漏水の修理方法
問題の原因がわかったので、さっそく修理を行うことにしました。
幸い、トイレタンクのパッキンなどの部品はホームセンターやインターネットで簡単に手に入ります。
我が家は近くのコーナンプロで2178円で購入できました。
ネットで購入するほうが金額も半分ほどと安かったですが、届くまで漏水しっぱなしと考えると待てませんでした。
私が行った修理手順は以下の通りです。
- トイレタンクの蓋を外す
- 排水便の取り外し、劣化したパッキンを取る
- 新しいパッキンの取り付け
- 動作確認→トイレを数回流して、水道メーターのパイロットメーターをチェック、漏水が完全に止まったことを確認
修理は思ったよりも簡単で、15分程度で完了しました。
念のため、翌日の昼頃にもパイロットメーターを見て回転していないことを確認。
トイレタンク内の漏水修理後のその後
水道料金の検針の翌日に修理をしたので、次の検針がくるまで料金はわかりませんが、元通りになっていることを願います。
ちょっとした漏水がどれほど水道料金に影響を与えるかを身をもって体験しました。
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簡単な部品の交換だけだったので自分ででき、修理費用を抑えられました。
業者さんに来てもらって修理となると数万円かかってしまうこともあるのでよかったです。
漏水を防ぐためのポイント
今回の経験を通じて、いくつかの予防策を実践することにしました。
- 定期的な点検
- 水道料金の明細確認
- 早めの部品交換
トイレタンクを含む水回りの点検を定期的に行い、明細をしっかりチェック。
異常があれば早めに対処することが大切です。
また、使用部品に劣化が見られたら後回しにせず早めに交換するといいですよ。
水道料金が突然高くなった!原因はトイレタンク内の漏水|まとめ
水道料金が突然高くなったときには、まず漏水の可能性を疑うことが重要です。
そして、その原因を見つけて早急に対処することで、無駄な出費を防ぐことができます。
我が家の場合、トイレタンクの漏水が原因でしたが、これがほかの場所で起きている場合もあるので、家中の水回りを確認することをおすすめします。
みなさんも、もし同じような状況になったら、今回の体験を参考にしてみてくださいね。
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