3月3日の桃の節句に飾る雛人形。
姉妹の場合、共有していいのか、次女の分も買わないといけないのかと悩んでいませんか?
我が家も娘が2人、雛人形をどのようにすればいいのかご紹介します。
そもそも雛人形とは?
中国から伝わったとされる3月3日の桃の節句。
女の子がいる家庭では雛人形を飾るのが一般的ですよね。
雛人形を飾るのは、身代わり信仰が由来とされています。
身代わり信仰は生まれた赤ちゃんへの災いや穢れを人形に移し、その人形を川に流すことで無事に成長できるとする信仰です。
現在は医療も発達しているので生まれた子どもが成長して大人になるのは当たり前のように思われていますが、昔は3歳までも育たない赤ちゃんが多く、親が子どもの無事の成長を祈って生まれたものです。
身代わり信仰で使われる人形は始めは紙を人型に切ったものでしたが、時代が進むにつれ衣装を着せた男女一対の人形となり、明治時代になるとさらに豪華に。
ひな人形は子どもが健康に育ってくれるようにと親の願いが込められたものなんですね。
雛人形のおさがりや共有はOK?
昨今の住宅事情を考えると、姉妹だからといってひな人形を2セット飾る場所を確保するのって大変ですよね(しかも高い!)。
少なくとも我が家は無理、お金もスペースもありません。
長女に買ったひな人形を次女にお下がりにしたり、姉妹共有として1セットだけ飾ったりするほうが場所もお金もかからないのでいいのでは?と思う方も多いでしょう。
でも、雛人形本来の意味からすると、雛人形は女の子1人につき1体とするべきなんです。
お母さんの雛人形を娘に…というのも本来はNGだそうですよ。
雛人形は赤ちゃんのお守りです。
1つのお守りを誰かと共有はしませんよね。
住宅事情にあうおすすめのかわいい雛人形5選
住宅事情を考えると一人一人に雛人形を買えない…そういうご家庭は多いと思います。
私自身、七段飾りの四畳半の部屋を丸々占めてしまう雛人形があります。
母方の祖母が生まれたときに買ってくれたものです。
が、飾ったのは1~2回で、40年以上実家の押し入れの中にしまわれたままです。
しかも情けないほど怖がりの私は、雛人形が怖い…雛人形というか日本人形が苦手で…
そのため娘たちには雛人形は買わない予定だったのですが、かわいいひな人形を見つけて「これならコンパクト!怖くない!」となったので、毎年飾っております。
姉妹共有でしたが、次女用に追加購入します!
桐箱付き木製お雛様
こちらは女雛と男雛2体の雛飾りです。
職人が手作業で作った温かみを感じられる木製雛。
コンパクトなサイズなので、玄関やリビングなどどこにでも飾れます。
命名札も付いているので初節句のプレゼントとしてもぴったりです。
お値段がお手頃なのも姉妹で揃えやすくおすすめ。
龍虎堂 リュウコドウ ぽてりひな
クラフトマンハウス 硝子丸雛
硝子で作られた女雛と男雛のセットです。
非常にコンパクトなので、玄関やリビングなどどこにでも飾れます。
「いかにも感」が苦手な人にもおすすめです。
リュウコドウ ひな人形 十人ケース飾り
コンパクトでかわいい、かつ本格的なひな飾りなら、こちらの五人囃子までセットになったものがおすすめです。
ガラスケースに入っているので、ほこりも気になりません。
リュウコウドウ おにぎり雛←私が購入したもの
こちら私も購入した雛人形です(多分私のは旧バージョンかと)。
コロンとしていてかわいいです。
赤い敷物がセットになっているので、 その上に置いて玄関に飾っています。
娘たちは雛人形の前を通り過ぎるたびに、「かわいいなぁ~」とほっこりした顔で見ていますよ。
姉妹の雛人形はそれぞれに用意しよう!
雛人形は子どもの成長を願うお守りです。
そのため、お母さんや姉妹でのおさがりや共有は避けるのが基本です。
住宅事情にあう、コンパクトサイズやかわいらしいお顔のひな人形がたくさんありますので、1人に1つずつ用意してあげてはいかがでしょうか?
コメント