有事の際に備えて非常食は準備していますか?
非常食や保存食といえば、缶に入った乾パンを用意している方も多いでしょう。
缶を開けると乾パンと一緒に入っている白い塊。
まるでドロップのはっか味に透明感があるようなもの、あれは氷砂糖です。
どうして保存食の乾パンの缶の中に角砂糖が入っているのか、また食べてもよいのか気になったので調べてみました。
我が家でも有事の際に備えて「保存食」「レトルト食品」「缶詰」「ミネラルウォーター」「甘味」といったものを備蓄しています。
賞味期限を9/1の防災の日に確認し、切れそうなものは食べて補充するというローリング方式をとっています。
先日、缶詰に入った乾パンの賞味期限が間近だったのでおやつとして食べようと缶を開けたところ、氷砂糖が入っていました。
「これって食べていいの?」と思って缶を見てみたのですが「食べていいよ」的な記載がなく、捨ててしまいました。
私のような人も結構多いのではないでしょうか?
保存食の乾パンの缶の中に氷砂糖が入っている理由は3つあります。
もちろん砂糖なので食べても問題ありません。
保存食(乾パン)に氷砂糖が入っている理由の一つは、単純に甘くて美味しいからです。
氷砂糖は飴のような美味しさは当然ありませんが、口さみしいときなど舐めていると、まあ美味しいかも…。
飴や氷砂糖を舐めると唾液の分泌が促されます。
保存食、特に乾パンは口の中の水分が奪われてしまうのでパサパサになります。
喉がめっちゃ乾くんですよね。
乾パンを食べつつ氷砂糖を舐めれば、唾液の分泌が促されて乾パンが食べやすくなるようです。
保存食の乾パンに氷砂糖が入っているのは、糖分補給のためという理由もあります。
有事の際はいろいろと大変なので、イライラしやすくなったりストレスがたまったりします。
そんなときに必要なのが糖分です。
糖分を摂取するとイライラやストレスが緩和されるので、有事の際にこそ糖分が必要なんです。
保存食として「ご飯もの」を常備している人は多いですが、糖分のあるものも用意しておくことが大切です。
特に子どもがいると、甘いものがあると助かりますよ。
子どもは大人以上にストレスを感じるので、甘いもので緩和してあげましょう。
サクマドロップといえば、映画「火垂るの墓」で節子が食べていた缶入りのものをイメージするかもしれませんが、あれば「サクマ式ドロップス」です。
サクマとサクマ式とあるんですよね…
中身はイチゴ・メロン・パインなどのフルーツ味とチョコ・ハッカも入っています。
保存期間は5年間です。
我が家でも1人1ボトル(4ボトル)を常備していて、先日、保存期間が迫ってきたので食べましたが美味しかったです。
映画「火垂るの墓」でもおなじみのサクマ式ドロップスの保存食タイプもありますよ。
プラスチックボトルではなく、こちらは缶入りタイプです。
私の場合通常でない状態で、子どもに「これ開けて」といわれることがプチストレスになりそうなので。
保存食の乾パンに氷砂糖が入っているのは理にかなっていました。
氷砂糖以外にも飴や金平糖が入ったものもあるんだそうです。
金平糖は見た目もかわいいから、少しほっこりするかも。
保存食の乾パンに氷砂糖が入っていたら、捨てずに食べたり調理に使ったりしてみてくださいね。