【地震準備】防災リュックや非常食以外で備えておきたいこと【阪神淡路大震災の経験から】

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地震が多い日本ではいつどこで地震が起こるかわかりません。

私が住んでいる関西は南海トラフ地震が30年以内に80%の確率で起こるといわれています。

地震に備えて非常食や水、防災リュックなどを準備している方も多いですよね。

でもそれ以外にも日ごろから地震に備えてやっておくことがあります。

阪神淡路大震災を経験して、地震のために意識してやっておきたいことをお話しします。


 

枕元には落ちてくるものは置かない

地震で家が揺れるといろいろなものが落下します。

枕元に棚などを置いて本や雑貨などを飾っていませんか?

顔や頭を直撃して非常に危険です。

阪神淡路大震災のとき、私はロフトベッドを利用していたので大丈夫でしたが、一般的なベッドであれば本棚が倒れてきていて大けがをしていたでしょう。

寝室では背の高い家具は置かないのが正解です。

背の高い家具を置く場合は、しっかり固定して倒れないようにしておきましょう。



 

 

お風呂のお湯は抜かない

その日お風呂に入った最後の人はお風呂のお湯を抜く、おそらく多くの方がこうしているのではないでしょうか。

地震が起こり、水が出なくなるとこういったお風呂の残り湯は非常に貴重です。

もちろん飲むことはできないですが、トイレに使えます。

水洗トイレはタンクに水があればレバーを引いて流すことができますが、タンク内の水がなくなるとトイレ自体が使用できなくなります。

防災グッズの使い捨てのトイレもありますが処理も大変ですし、トイレが使えるに越したことはありませんよね。

お風呂の水はトイレ以外にも使い道があります。

その重要性を阪神淡路大震災のときに経験したので、あれからもう30年近く経っても私はお風呂の残り湯は翌日の洗濯やお風呂掃除のときまで捨てません。

 

 

靴をそばに置いて寝る

大きな地震では窓ガラスが割れたり、食器棚から食器が落ちて割れたりと足元がとにかく危険です。

すぐに行動できるよう、寝るときは靴をそばに置いておきましょう。

スリッパではそこが薄く、ガラスや画びょうなど危険なものが貫通してしまいます。

靴もできるだけそこがしっかりしたものを用意しておくと安心です。


マルゴの災害対策シューズは、特殊繊維の耐踏み抜きが内蔵されているのでガラスや画びょう、釘などから足を守ってくれます。

靴ひもがないタイプなので着脱も簡単で、コンパクトに折りたたんで収納もできます。

直接床に靴を置くのに抵抗がある方は、折りたたんで収納袋に入れベッドヘッドなどに掛けておいても。

 

 

笛を枕元に置く

笛を防災リュックにつけていませんか?

寝ているときに地震で万が一家が倒壊した場合やケガで助けが必要なとき、笛を吹けるよう枕元に置いておきましょう。

大きな声を出して助けを求めるのは体力の消費が激しいので避けるのがベストです。

笛なら吹くのにそれほど体力を消費しませんし、音が比較的遠くまで届くので効率的といえます。

笛は特に防災用にこだわらずどういった笛でも構いません。

 

かもる
かもる

我が家にも防災リュックにセットされていたいわゆる防災用の笛がありますが、吹くのにコツが必要でふーっと軽く吹くだけでは音が響きませんでした。吹きやすいものを選んでくださいね。

 

おすすめするなら、愛の笛ヘルピーです。

この笛は人が一番聞き取りやすい3200Hz付近の音が出るので、人の耳に届きやすいです。

はめ込み式のネームカードも付いていますよ。

首からかけておける使用になっているので、地震などの災害時だけではなく、防犯ブザーや迷子札としても使えます。


 

 

 もしもに備えて意識しよう

防災リュックや非常食の準備はとても大切ですが、実際に大きな地震が起こるとそれだけでは不十分です。

日ごろからいろいろなことを想定して準備をしておくことが大切ですよ。

ご自身とご家族を守れるよう意識しておきましょう。

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