数年前に突然視界が悪くなり、左目右目それぞれを手で隠して視力を確認すると、右目の視界下半分がグレーになったことがありました。
久しぶりに同様の症状が起こったうえ1週間に2回も続いたので、ネットで調べてみると「網膜剥離」「脳梗塞」など怖い病名が…
2回目の症状が出たのが夕方だったため、翌朝1番に眼科を受診してきました。
同じような症状が出た人の参考になれば幸いです。
【視界の半分がグレー】突然、右目の視界に違和感が
数年前にも同様の症状が出ましたが、忘れたころにやってきました。
ちょうど1週間前、朝メイクをしているとき、急に視界が見づらいと感じました。
「あれ?」と思って手で右目を隠して左目を隠してと視力を確認すると、右目の視界の下半分がグレーの雲?もや?のようなものがかかっていて見えません。
数年前に1度経験があるといえど、焦りました。
「右目が見えへん!」と騒いでいる2分くらいで治りました。
しばらく様子を見ようとした矢先、昨日の夕方、まったく同様の症状がでました。
立ってスマホを見ていたら急にきました。
同じく2分ほどで治りました。
さすがに怖くなって、ネットで「視界 下半分 グレー」などで検索しました。
似ている症状の体験談はありましたが「グレーのペンキでべた塗りしたような」という症状で、若干私とは違うのかもと読み漁っていました。
脳梗塞の前兆だったらどうしよう…とすぐにでも病院に行きたかったですが、今から行っても診療が終了する時間前1時間半くらいしかなく、詳しい検査をしてもらえないかもと今朝行ってきました。
【視界の半分がグレー】眼科で行った検査
脳のことも考えると総合病院のほうがよいかもと思いましたが、感染症のことを考えると怖くてやめました。
とはいえ、あまりにも小さなクリニックだと検査機器がない可能性もあるため、大きめの眼科へ。
自転車で25分ほどかかるので、ちょっと遠いですかね。
なかなかの込み具合のなか、度数検査、眼圧検査、視力検査をして診察室へ。
診察後に視野検査、眼底写真、ほかにも小さな機器の前に座って光を追うような検査も行いました。
【視界の半分がグレー】病名は「閃輝暗点(せんきあんてん)」で間違いないでしょう
先生から「頭痛持ちではないですか?」とまず聞かれました。
私は肩こりと首こりが子どものころからあって、それが原因だと思わる頭痛が頻繁にあります。
だいたいは「頭痛いな~」と思う程度で薬も飲みませんが、1ヶ月~2ヶ月に1度は薬を飲まないと我慢できないくらいの頭痛が1~2日ずっと続きます。
「寝て起きたら治まっていたらいいな」と思って寝ますが、朝起きた瞬間から頭が痛いです。
でも視界の下半分がグレーになったときは、頭痛はなかったです。
先生いわく、頭痛持ちの人は脳の血流に問題があることが多く(頭痛があるときないときにかかわらず)、それが原因で光が見えたり視野の一部が欠けたりすることがよくあると。
閃輝暗点(せんきあんてん)っていうんですって。
「目には異常が見られないため、閃輝暗点で間違いないでしょう」と。
ただ、「頻繁に症状が出るようなら、脳に何かしらある可能性もあるため、脳神経科などで検査を受けると安心ですが、今は様子見で大丈夫でしょう」と言われました。
左目に自覚症状なしの思わぬ病気が見つかった!
右目自体「閃輝暗点」ということで様子見となりましたが、何の異常もない左目に病気が見つかりました。
それが「緑内障」です。
初期らしく、当然自覚症状もありません。
先生いわく、「(私に)言わなくてもいいかなというほど程度の初期ですが、情報はお伝えしたほうがよいので」と。
私は両目とも強い近視で左目は乱視が強めなんですが、近視の人は目のよい人よりも緑内障になるリスクが2倍もあるそうなんです。
だから、そんな珍しいことじゃないと。
そんなこと言われても超不安です。
親戚に(血縁関係なしですが)緑内障で両目とも失明してしまった人がいるので、若いときから「緑内障は怖い」とずっと思ってきました。
どうやら緑内障の進行はゆっくりなので「今この状態であれば、100歳まで生きても失明はしないよ」といわれました。
でも、緑内障と診断されたからには定期的な検査は絶対必要ですから、とりあえず半年後に検査ということになりました。
40歳を過ぎたら1年に1回、眼科検診をおすすめします
右目のトラブルで眼科へ行ったら左目の緑内障が見つかる、よかったのか悪かったのかということになりました。
もともと体は丈夫ではなく「甲状腺機能亢進症」の持病があります。
これに加えて緑内障まで…。
でも緑内障は早期発見が大切だといいますから、見つかってよかったと思うことにします!
自覚症状がないとなかなか病院に行くことってありませんが、40歳を過ぎるといろいろなトラブルが起こりがちです。
特に私のような専業主婦は会社での健康診断もありませんから、1年に1回、病院で検査を受けることをおすすめします。
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