公立高校の費用完全ガイド|3年間でどれだけかかる?準備すべき金額と助成金情報

育児・教育
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こんにちは、かもるです。

高校3年間の費用は、親にとって大きな負担となることが多いですよね。

公立高校は私立に比べて費用が抑えられるといわれていますが、それでも予想外の出費がかかることも。

私立よりは安いとはいえ、実際どのくらいの費用がかかるのか気になりますよね。

 

かもる
かもる

まだ9月ですが、今月の支払いで高校3年間の全費用の支払いが完了しました!

 

ここでは、公立高校の3年間でかかる費用について詳しく説明し、事前にどれくらいの金額を準備すべきかについても解説します。

また、毎月引き落としされる実際にかかった諸会費、我が家も利用した助成金や給付金の情報もお伝えしますので、計画的な準備の参考にしてくださいね。

 

 

初年度にかかる費用:入学前に準備すべき金額は?

公立高校の初年度は多くの費用が集中する時期で、入学前に約30万円ほども必要になりますよ。

毎月引き落としされる諸会費を合わせると約42万円ほどにも。

項目ごとに具体的な費用を見ていきましょう。

実際に我が家でかかった金額もお伝えします。

 

入学金:3万円

公立高校の入学金は、地域によって異なりますが、一般的に数千円から数万円程度です。

 

制服・体操服など:

入学時に必要な制服、体操服、上履きなどの費用は大きな負担となります。

新調する場合、公立高校といえど制服代が約10万円、体操服や体育館シューズ、上履きなどを購入すると約12~13万円ほど必要です。

 

教科書・学用品:約4万円

1年生で使用する教科書や学用品の費用は、年間約1~3万円程度です。

教科書やワークなどは約3万5000円くらいでしたが、ペンケースやノート、ルーズリーフ、クリアファイルなどの文房具代も結構かかります。

 

その他の費用:約2万4000円

PTA会費や生徒会費、クラブ振興費、教育振興費、授業で使用する実習費、校外学習のための費用などがかかります。

これらの費用は基本的に年1回のまとめての支払いが多いようです。

3年間、4月に一括徴収されました。

また自転車通学する場合は自転車の購入費用もプラスされます。

これらの費用も合わせて5万円程度を見込んでおきましょう。

 

授業料:0円

授業料は高等学校等就学支援金を利用しているので無料でした。

認定が認められなかった場合の授業料は毎月9900円です。

 

 

かもる
かもる

公立高校なのに結構かかりますよね…でも娘が滑り止めに受けた私立の場合、入学金が30万円なのでそこと比べるとやっぱり公立高校は安いんですよね。

 

1年生の諸会費年間振替金額は11万5340円でした。

 

 

 

2年目の費用:部活動や選択科目で増える出費

高校2年生では、初年度に比べて大きな支払いは少なくなりますが、部活動や選択科目の費用が増えていきます

15~23万円くらい必要になります。

毎月引き落としされる諸会費を含めると29~37万円くらい必要です。

 

部活動費:0円

部活動の種類によっては、年間数万円の費用がかかります。

特にスポーツ系の部活動では、合宿や遠征費、道具代などがかさむことがあります。

運動部の場合は年間約2万~5万円程度の出費を見込んでおくと安心です。

娘は帰宅部のため部活動費は0円でした。

 

選択科目・専門教材:約3万円

2年生では文系・理系の選択や専門科目の教材費が発生します。

教科書以外にも参考書や問題集を購入する場合があり、年間1~2万円程度かかることがあります。

進級時の教科書代は1年生のときとあまり変わらず約3万円でした。

 

修学旅行:約16万円

多くの学校で2年生のときに修学旅行が実施されます。

この費用は10万円前後が一般的です。

修学旅行先によって費用が異なるため、事前に確認しておくとよいでしょう。

娘の高校は沖縄に3泊4日でした。

1年生のときからの積立だったので意識していなかったですが、改めて合計すると結構なお金がかかってますね…

私立は基本的に海外なのでもっともっと高くなりますね。

ちなみにこの16万円の中に修学旅行に持っていくお小遣い(お土産代など)も含まれています。

学校側から金額指定がなく、みんないくら持っていくか様子見状態でしたが、同じグループが3万円でまとまりそうだったのでその金額を持たせました。

 

 

2年生の諸会費年間振替金額は14万3880円でした。

 

 

3年目の費用:受験準備にかかる費用が大きな負担に

高校3年生になると、進路に向けた準備が本格化し、受験関連の費用が大きく増えます。

毎月引き落としされる諸会費を含めると28~108万円くらい必要です。

 

教科書:約3万円

3年生でも教科書やワークにかかる費用はほとんど変わりませんでした。

 

受験費用:11万8000円

大学受験や専門学校の受験料は1回あたり数千円~1万円程度で、複数の学校を受験する場合はさらに費用がかさみます。

私立大学の受験料は特に高額で、1校につき3万5000円程度の費用がかかります。

娘は国公立の受験はせず、共通テスト(1万8000円)と私立文系×3校(3万5000円×2、3万円×1)が受験費用としてかかっています。

 

模試代:約2万円

受験準備のための模試は、年間で複数回受験することが一般的です。

1回あたりの模試代は数千円程度で、年間数万円の費用が必要です。

校内で受ける模試もあれば、河合塾など塾がやっている模試も学校経由から申し込み、土日に受けに行ってました。

塾の模試はやっぱりちょっと高くて7000~8000円くらいします。

 

かもる
かもる

学校経由の塾の模試は受けるのは自由でしたが、とにかくテストの機会を増やすため娘は受けていました。

 

予備校や塾の費用:約2万円

もし予備校や塾に通う場合、その費用はさらに大きなものとなります。

月謝や夏期講習、冬期講習などの集中講座を受講すると、年間で100万円に達することも珍しくありません。

娘は塾に通っていないので0円です。

塾に通わないので市販の問題集や大学の過去問などは自分で購入していて、それの費用が2万円くらいかかりました。

 

3年生の諸会費年間振替金額は7万165円です。

 

 

助成金・給付金の活用方法

公立高校には、家庭の負担を軽減するための助成金や給付金が用意されています。

以下に主な助成制度をご紹介します。

 

高等学校等就学支援金制度

所得制限はありますが、多くの家庭で利用可能な制度です。

 

かもる
かもる

娘の通う学校でもほとんどの生徒が利用しています。

 

この制度により、公立高校の授業料は実質無料となります。

支給額は家庭の所得に応じて異なりますが、基本的には全額カバーされることが多いです。

我が家もこの制度を利用しました。

毎月9900円の授業料が無料になっています。

この支援金は、保護者のもとには渡らなくて9900円が引かれた金額が学校から請求されるという感じです。

なので誤って使ってしまうということはありませんよ。

 

詳しくは文部科学省のサイトをご確認ください↓

 

奨学金制度

地方自治体や民間団体が提供する奨学金も多く存在します。

これらの奨学金は、学業成績や家庭の経済状況に応じて支給されるため、条件を満たす場合はぜひ活用しましょう。

こちらも文部科学省の公式サイトに詳しく記載があります↓

 

学校独自の助成制度

各学校でも、修学旅行費用の一部補助や部活動の助成金など、独自の支援制度がある場合があります。

これらは学校の説明会や配布資料で案内されることが多いので、見逃さないようにチェックしましょう。

 

 

公立高校の費用完全ガイド|まとめ

公立高校3年間、受験費用まででかかった費用は我が家の場合、約100万円でした。

授業料が無料なので毎月引き落とされる諸会費は3年間で約30万円ほどですが、それ以外にかかる費用が多かったですね。

 

かもる
かもる

娘は部活もしていないし塾にも行っていないのでこのくらいの金額ですが、部活や塾に通わせているご家庭は出費がすごすぎて、うちはとても無理です。

 

公立高校の3年間は、公立といえども決して安いものではありませんが、計画的に準備をしておくことで、安心して子供の成長をサポートすることができます。

1年目の入学準備、2年目の部活動や行事費用、そして3年目の受験費用と、年ごとに異なる費用がかかるため、早めに必要な金額を見積もり、予算を組んでおくことが大切です。

助成金や給付金を上手に活用し、経済的な負担を軽減する方法も積極的に取り入れていきましょう。

子供の高校生活は一度きり

しっかりとした計画で、親子ともに充実した3年間を過ごせるようにサポートしていきたいですね。

 

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