ゆうちょの通帳は1人1冊しか作れないと聞いたことはありませんか?
私も実際、ゆうちょに2冊目の通帳を作りに行ったけど断られた…という方が身近にいて、1人1冊(1口座)しか作れないと思っていました。
ですが、実はゆうちょは通帳(口座)は1人2冊まで作ることができますよ。
ここでは、
- ゆうちょでの2冊目の開設方法
- 開設の際の注意点
についてご紹介します。
ゆうちょで通帳(口座)2つ作成可能!
ゆうちょでは1人2冊まで通帳を作ることが可能です。
もともと貯金専用としてゆうちょ口座を利用していました。
子供の学費引き落としのためにゆうちょ口座が必要となり、1人1冊しか持てないと思いつつ、何とか2冊持てないか、ゆうちょ窓口で相談してみました。
相談してみると、今持っているのが「通帳貯金」の口座なので、「通常貯蓄貯金」であれば作れますよと。
通常貯蓄貯金とは
通常貯蓄貯金とは、10万円以上の残高があれば通常貯金よりも金利が優遇されるというものです。
利息は高くなりますが、給与・年金の受け取りができない、公共料金などの自動振替ができないといった人によっては不便な部分もあります。
私の場合は貯金専用と新たに子供の学費の引き落としで必要だったので、これまでの通常貯金から新たに作った通常貯蓄貯金へお金を移動させました。
残高を0円にした通常貯金の通帳を学費の引き落とし専用の口座として使うことに。
ゆうちょで複数の通帳(口座)を作れない理由
ゆうちょで複数の通帳(口座)が作れないのは、マネーロンダリングといった犯罪に利用されないよう複数の口座が作れなくなっています。
マネーロンダリングとは犯罪で得たお金を偽造口座や他人の口座に転々とさせて、もともとの出所をわからなくさせることです。
ゆうちょだけでなく、どこの銀行でも口座開設の際には身分証明書の提示や開設目的など昔より面倒に感じられる手続きが必要になってますが、こういった理由からなんですね。
ゆうちょの2冊目の通帳の開設手順
2冊目の通帳の開設はとても簡単で、窓口に行けばその場で作れます。
原則、ゆうちょの通帳は1人1冊なので「仕事用ですか?」など聞かれることもあるようです。
必要な用紙に、氏名・住所・生年月日など書く程度で簡単につくれました。
必要なもの
- 身分証明書
- 印鑑
ゆうちょで通帳を2冊作る際の注意点
- 預けられるのは2冊で1300万円まで
- キャッシュカードは後日郵送
限度額は2冊合わせて1300万円までで、どちらの通帳(口座)の限度額をいくらにするかは自分で設定します。
通常貯蓄貯金もキャッシュカードを作ってもらえますが後日発送です。通帳はその場でもらえますから、現金を引き出したい場合は通帳を使いましょう。
ゆうちょの通帳は2冊作って便利に使い分けよう
ゆうちょの通帳は1人1冊が原則ですが、2冊作ることは可能です。
最近、銀行の窓口が減りつつあり口座開設をするのも面倒ですが、郵便局は近くにあることが多いので便利ですよ。
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