こんにちは、かもるです。
現在私は家計の足しになればと、在宅ワークをしています。
人見知りな私がどうしてキャリアコーディネーターの仕事に就いたのか、そしてどうしてやめてしまったのかをお話ししたいと思います。
お時間あれば読んでくださいね。
人見知りの私がキャリアコーディネーターに就いた理由
子供のころからの人見知りで、友達は多いほうではありません。
クラスでも同じグループの友達とは楽しく話せますが、グループ以外のクラスメイトと話すのはとても緊張してしまうほどです。
クラスメイトや先生方からの印象は大人しい子といった感じでしょう。
そんな私は大学卒業後、就職氷河期もあったと思いますが正社員に就けず、いろいろなアルバイトや派遣で働いていました。
新たな派遣会社に登録に行ったとき、「コーディネーターとしてうちでアルバイトしないか?」と声をかけてもらったのがきっかけです。
最初は掘り起こしといって、登録スタッフさんのお仕事の状況確認の電話をすることがメインでしたが、その後は面談やお仕事紹介など任せてもらえるようになりました。
人見知りですが、いろいろな職業経験のある方々と面談でお話をすることや、仕事が決まったときに一緒に喜べることにやりがいを感じ、ずっとこの仕事を続けたいなと思ったんです。
それからは正社員としてコーディネーターの仕事がしたくなり、ほかの会社の面接を受け採用されましたが、1年半ほどで倒産。
そのときの上司の紹介で上司と一緒に派遣会社の立ち上げメンバーになりました。
そこも1年ほどで経営が回らなくなり、別の大手派遣会社のキャリアコーディネーターの面接を受けて採用され約10年ほど勤務して退職しました。
キャリアコーディネーターは業務がハード
最後に入社した大手派遣会社のキャリアコーディネーターの業務は超ハードでした。
日々の業務としては、
- 面談・面談情報入力
- 電話での掘り起こし・仕事紹介
- ミーティング
- 会議資料作成
- 顔合わせ資料作成・セッティング
毎日ではないですが、
- 営業さんのスタッフフォロー同行
- 企業への顔合わせ同行
- 締め日の勤務表チェック
- スタッフさん向けのビジネスマナー研修
- 出張登録会の会場手配・準備・当日対応
そして自己啓発として、
- 建築関係やWEB関係などの業務を理解するためのセミナー参加
- 法律関係の勉強
- ビジネスマナー研修
などなどほかにも細かい業務があります。
特にスタッフさんへのお仕事紹介は営業さんからのプレッシャーも強くあり、ストレスがかかる業務のひとつです。
何度夢に出てきたことか…
8時45分からの始業で終電近くまで業務をすることも珍しくありませんでした。
途中、残業時間を減らすようにと会社からの指示がありかなり早く帰れるようになりましたが、その代わり業務時間内が忙しい過ぎて…
時短勤務が終わり小学1年生の壁にぶち当たる
そんなハードな業務でしたが、結婚・第一子出産もあり、会社規定の子供が3歳になる前日まで16時までの時短で勤務していました。
子供の体調不良による休みばっかりで有休休暇は早々になくなり、周りの方々にも迷惑をかけてばっかりで、たくさんフォローをしていただきました。
その後、第二子の妊娠出産。
育児休暇が明けて時短勤務をしていましたが、それも第一子、長女の小学校入学とともに終了。
収入と子供との生活、どちらを優先すべきかに悩む日々
収入を考えると夫婦共働きがいいに決まっています。
でも我が家の自治体は学童保育があるものの17時までで、延長申請をして18時まで。
しかも延長した場合は必ず保護者が小学校まで迎えに行かないといけないルール。
職場から小学校までどんなに急いでも1時間はかかります。
会社の提示が17時半なので絶対に間に合わない。
長女に鍵を持たせて冬なら真っ暗になる中17時に帰宅させ私の帰宅を待つか、授業が終わった15時ごろに帰宅して私を待つか。
保育園の延長保育時間が19時までなので、次女を迎えに行って自宅に帰りつくのが19時半ごろ。
どちらにしても小学1年生には長い長い待ち時間です。
しかも朝も私も主人も子供よりも家を出る時間が早いので、長女が最後鍵を閉めて投稿することになります。
収入はなくなるけど子供を優先させるか、子供には我慢してもらって収入を維持するか、本当に本当に悩みました。
キャリアコーディネーターを辞めた理由
悩んだ結果、約10年務めた会社を退職することにしました。
子供に「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言ってやれるほうをとりました。
自分で鍵を閉めて登校し、仕事で遅くなる両親を待っているという子供はたくさんいることは知っていますし、自分自身の周りにもいます。
でも私はそれが嫌でした。
特に寂しがり屋の長女には学校へ行く前と帰ってきたときにはちゃんと声をかけてやりたい、いろんな話を聞いてやりたいと思ったんです。
我が家の育児はいわゆるワンオペ。
主人の協力は一切なく(お給料は渡してくれますが)、家事も育児もすべて私がやらなければなりません。
私が仕事を続けていれば、絶対余裕がなくて子供の話なんてじっくり聞けません。
それと私の持病・体質のこともありました。
めまいがすることが多く、1日寝ていないと辛い大きなめまいが起こった後は1か月ほど軽いめまいが続きます。
1日中車酔いをしているような吐き気やふわふわした感じに襲われます。
子供のこと・自分の体調のことを考えて退職を選びました。
キャリアコーディネーター退職後
キャリアコーディネーターを退職して専業主婦になりました。
とはいえ、旦那の一馬力で生活できるわけもありません。
そこで長女が学校に行っている間にできる在宅ワークがあればいいなとクラウドソーシングサイトに登録をし、単発や短期契約の仕事で実績を積みながら多少なりとも収入を得られるようになってきました。
いろいろな在宅ワークを経験しましたが、今は在宅テレアポの仕事をやっています。
最後に
たまに友達から「せっかく大手の会社で働いてたのに辞めて後悔ないん?」と聞かれることがあります。
後悔がないことはないです。
夫婦共働きでしっかり収入があって子供にたくさんの習い事や塾、旅行などに行かせている友達や子供の友達家族の話を聞くと、うらやましいと思いますし辞めなければそれが当たり前にできたんだろうと思います。
かといって仕事を続けていれば、それはそれで専業主婦を選んだ友達や周りの人を見てうらやましく思ったはずです。
だから仕事を辞めて後悔がない、というぶれない強い気持ちを持った方もすごいと思っています。
とはいえ、よそはよそ、うちはうち。
時間は十分あるので子供とのコミュニケーションも問題なく取れていると思っています。
今は高校生と中学生の娘たちも、もう大学受験と高校受験が迫っています。
お金も非常にかかる年齢に差し掛かってますが、何とか乗り越えていきたいです。